ANNIHILATOR 7thアルバム「CRITERIA FOR A BLACK WIDOW」

ハヤブサギター ANNIHILATOR

<収録曲>
1. Bloodbath
2. Back To The Palace
3. Punctured
4. Criteria For A Black Widow
5. Schizos (Are Never Alone) Part III
6. Nothing Left
7. Loving the Sinner
8. Double Dare
9. Sonic Homicide
10. Mending

<ラインナップ>
Randy Rampage / Vocals
Jeff Waters / Guitars, Bass, Vocals
Ray Hartmann / Drums

<レビュー>
カナダのスラッシュ・メタルバンド、アナイアレイターの7thアルバム。
1999年リリース。

1stアルバム「ALICE IN HELL」でヴォーカルを務めていたランディ・ランペイジと、1st及び2ndアルバム「NEVER, NEVERLAND」でドラムを務めていたレイ・ハートマンが復帰。

ヘヴィなリフのミドルテンポから一転して疾走を開始する “Bloodbath” で幕を開けます。スラッシーなリフ、噛みつくようなヴォーカル、パワフルなドラム、ギターソロと、アナイアレイターらしい曲。

Back To The Palace” は2ndアルバムに収録されていた “The Fun Palace” の続編とも言える曲ですが、より速くなっています。

タイトルチューンの “Criteria For A Black Widow” は怪しげなミドルテンポのパートと、ギターソロ中心のインストパートで構成されている独特な曲。

Schizos (Are Never Alone) Part III” は1stアルバムに収録されていた “Schizos (Are Never Alone) PartsⅠ&Ⅱ” の続編。メロディ、リフ、リズムと聴きどころの多いインスト。

Nothing Left” はスラッシーな疾走チューン。リフ主体ではありながら、ヴォーカルパートやリズムにも工夫があり、ギターソロもあります。

Double Dare” はアグレッシヴなパートとメロディアスなパートのコントラストが印象的な曲。

このアルバムの私的ベスト・チューンは “Sonic Homicide” です。1stアルバムのボーナス・トラックとして収録されている “Powerdrain” を基にして作られた爆走スラッシュ・チューン。高速で刻むリフとヴォーカルがマッチしていてとてもかっこいいですが、そこはジェフ・ウォーターズ、テンポチェンジやギターソロもあり、ただ突っ走って終わりではありません。

前作「REMAINS」は実験的な作品でしたが、今作は初期のメンバーを呼び戻し、”Back To The Palace”, “Schizos (Are Never Alone) Part III” といった初期を意識した曲を作りました。アグレッシヴで勢いのある曲が大半を占めており、原点回帰というより原点を超えてきたという印象です。

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