<収録曲>
1. Maximum Satan
2. Drive
3. Warbird
4. Plasma Zombies
5. Invite It
6. Like Father, Like Gun
7. Pride
8. Too Far Gone
9. Clare
10. Something Witchy
11. Weapon X
12. I Am In Command (Demo 1990)
13. Annihilator (Demo 1985)
14. Second To None (Demo 1994)
<ラインナップ>
Dave Padden / Vocals
Jeff Waters / Guitars, Bass
Tony Chappelle / Drums, Vocals (Backing)
<レビュー>
カナダのスラッシュ・メタルバンド、アナイアレイターの11thアルバム。
2005年リリース。
ドラマーがトニー・チャペルにチェンジ。
本作は邪悪な雰囲気漂うミドルテンポの “Maximum Satan” で幕を開けます。
“Drive” は何かに駆り立てられるように疾走する、割とストレートなスラッシュ・チューン。
“Invite It” は終始アップテンポで進みますが、途中スピードは落とさずにキャッチーな歌メロやメロディアスなギターソロを入れているあたりにジェフ・ウォーターズの作曲センスを感じます。
“Pride” はサビの歌メロが意外とメロディアスな高速疾走チューン。
このアルバムの私的ベスト・チューンは、本作で唯一ジェフがリード・ヴォーカルを務めている “Too Far Gone” です。程よい疾走感とアグレッシヴな曲調、ジェフのヴォーカルもリフもかっこよく、ギターのメロディも良いです。
“Weapon X” はボーナス・トラック。元々EP「THE ONE」に収録されていた高速疾走チューン。早口ヴォーカルもかっこいい。本作の購入をお考えの方にはこの曲が収録されているバージョンをオススメします。
“I Am In Command“, “Annihilator“, “Second To None” のデモ3曲もボーナス・トラック。”Annihilator” は4thアルバム「KING OF THE KILL」に収録されている “Annihilator” とは別の曲。
前作「ALL FOR YOU」ほど凝った展開の曲は少なく、その分アグレッションが増しました。デイヴ・パッデンの器用なヴォーカル・スタイルを生かしつつ、アナイアレイターの持つ様々な要素をバランス良く取り入れた印象です。
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