ANNIHILATOR 9thアルバム「WAKING THE FURY」

ハヤブサギター ANNIHILATOR

<収録曲>
1. Ultra-Motion
2. Torn
3. My Precious Lunatic Asylum
4. Striker
5. Ritual
6. Prime-Time Killing
7. The Blackest Day
8. Nothing To Me
9. Fire Power
10. Cold Blooded

11. Refresh The Demon (Live in Romania)

<ラインナップ>
Joe Comeau / Vocals
Jeff Waters / Guitars, Bass
Randy Black / Drums

<レビュー>
カナダのスラッシュ・メタルバンド、アナイアレイターの9thアルバム。
2002年リリース。

ドラマーが4thアルバム「KING OF THE KILL」と5thアルバム「REFRESH THE DEMON」で叩いていたランディ・ブラックにチェンジ。

本作のオープニング・チューン “Ultra-Motion” はノイジーなギターがインパクト大の疾走曲。リフはもちろん、ジョー・コミューのヴォーカルもアグレッシヴでかっこいいです。ギターソロも聴きどころ。

Torn” はリフとメロディがマッチした曲。少し長めのギターソロも良い。

このアルバムの私的ベスト・チューンは “My Precious Lunatic Asylum” です。
叩きつけるようなリズム、ヘヴィなリフ、アグレッシヴなヴォーカル、と初っ端からかっこよさ全開の疾走曲。ギターソロを含む長めのインストパート、緩急をつけた曲構成、そしてもちろんリフもかっこよく、アナイアレイターの全ての曲の中でもトップクラスに好きな曲です。

Striker” はスラッシーなリフにキャッチーな歌メロが乗る疾走曲。不思議な音の聴こえ方がするパートがあったり、一瞬無音になったり、ドラムソロのようなパートがあったり、ユニークでありながらこれだけかっこいい曲を作れるジェフ・ウォーターズの才能を改めて思い知る曲。

Cold Blooded” は高速リフとまくし立てるようなヴォーカルが爆走感を高めています。

Refresh The Demon” はボーナス・トラック。ルーマニアでのライヴ音源。

ノイジーなギターサウンドにより非常にアグレッシヴな印象を受けるアルバム。全体的に質の高い作品ですが、特に前半が素晴らしいです。

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