<収録曲>
1. Freak
2. Toltec 7 Arrival
3. Starchildren
4. Taking the Queen
5. Darkside Of Aquarius
6. Road To Hell
7. Man Of Sorrows
8. Accident Of Birth
9. The Magician
10. Welcome To The Pit
11. Ghost Of Cain
12. Omega
13. Arc of Space
<ラインナップ>
Bruce Dickinson / Vocals
Roy Z / Guitars
Adrian Smith / Guitars
Eddie Casillas / Bass
Dave Ingraham / Drums
<レビュー>
アイアン・メイデンのヴォーカリスト、ブルース・ディッキンソンの4thアルバム。
1997年リリース。
ブルースがメイデンを脱退していた時に、TRIBE OF GYPSIESのロイ・Zと手を組んで制作・リリースしたアルバムです。
同じくメイデンを脱退していたエイドリアン・スミスも参加しています。
前作の3rdアルバム「SKUNKWORKS」はグランジ、オルタナ、ニュー・メタルが流行していたメタラー受難の時代にリリースされ、内容も時代の潮流に乗ったかのような音楽性でした。その翌年にリリースされたのが本作。多くの人が「大丈夫か、ブルース…」と不安に思ったのではないでしょうか (中には既に見限っていた人も?)
ヘヴィなリフが印象的な “Freak” で幕を開けます。確かにメタルではありますが、少しキャッチーさに欠ける曲が続きます。不安が頭をよぎるかもしれませんが、安心してください。本番は5曲目 “Darkside Of Aquarius” からです。メイデンばりの曲展開で、歌メロ、インストパートもGoodです。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Road To Hell” です。スピード感のある「これぞメタル!」といった曲。歌メロがキャッチーで、ギターのメロディも良いです。
“Man Of Sorrows” はバラードです。ピアノが使われていて感動的な曲。ブルースの歌唱力が光ります。
タイトル・トラックの “Accident Of Birth” はヘヴィなリフとブルースのヴォーカルがマッチしたかっこいい曲です。
メイデンよりもヘヴィなリフが目立つ曲が多めですが、それがまたかっこいいアルバムです。
ちなみに11曲目の “Ghost Of Cain” は国内盤ボーナス・トラックですが、デモ音源などを収録した2枚組のバージョンにも収録されています。なかなか良い曲なので、購入をお考えの方には国内盤か2枚組をオススメします。
↓メルカリのブルース・ディッキンソン検索結果ページ