CARNAGE 1stアルバム「DARK RECOLLECTIONS」

ハヤブサギター CARNAGE
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<収録曲>
1. Dark Recollections
2. Torn Apart
3. Blasphemies Of The Flesh
4. Infestation Of Evil
5. Gentle Exhuming
6. Deranged From Blood
7. Malignant Epitaph
8. Self Dissection
9. Death Evocation
10. Outro

11. Crime Against Humanity (Demo)
12. Aftermath (Demo)
13. The Day Man Lost (Demo)
14. Crime Against Humanity (Rough Mix)
15. Aftermath (Rough Mix)
16. The Day Man Lost (Rough Mix)
17. Torn Apart (Demo)
18. Infestation Of Evil (Demo)

<ラインナップ>
Tracks 1~10
Matti Kärki / Vocals
Michael Amott / Guitars, Bass

David Blomqvist / Guitars
Fred Estby / Drums


Tracks 11~18
Johan Liiva Axelsson / Vocals, Bass
Michael Amott / Guitars

Johnny Đorđević / Guitars, Bass
Jeppe Larsson / Drums

Fred Estby / Drums

<レビュー>
スウェーデンのデス・メタルバンド、カーネイジの1stアルバム。
1990年リリース。

ARCH ENEMYなどの活動で知られるマイケル・アモットヨハン・リーヴァによって1988年に結成されました。本作は1991年の解散までにリリースされた唯一のスタジオ・アルバムで、本作リリース時に残っていたオリジナル・メンバーはマイケルのみ。その後マイケルはCARCASSに、ジョニー・ドルデヴィックENTOMBEDに加入、ヨハンはFURBOWLを結成、マッティ・カルキデイヴィッド・ブロムクヴィストフレッド・エストビーの3人はDISMEMBERを再結成します。

タイトルチューンの “Dark Recollections” で幕を開けます。どこか陰鬱な雰囲気にノイジーなギターサウンド、少々エフェクトのかかったグロウル、スタスタと走るドラム。スウェディッシュ・デス・メタルらしくて良い感じです。

このアルバムの私的ベスト・チューンは “Torn Apart” です。ヘヴィな疾走曲ですが緩急もあり、スタスタドラムとノリの良いリフのおかげで軽快さを感じられるのもGood。ギターソロも良いアクセントになっています。この曲はDISMEMBERの1st EP「PIECES」などにも収録されています。

Infestation Of Evil” はDeath ‘N’ Rollっぽいノリのある曲。

Blasphemies Of The Flesh“, “Deranged From Blood“, “Self Dissection“, “Death Evocation” の4曲は元々DISMEMBERの曲で、いずれも緩急のあるヘヴィかつアグレッシヴな疾走曲。

本編はインストの “Outro” で終わり、11曲目以降はボーナス・トラック。デモ音源やラフ・ミックスということもあって音質はかなり悪いですが、得体の知れない迫力があってこれはこれで良い。

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