ポチップ
＜収録曲＞
1. Follow The Reaper
2. Bodom After Midnight
3. Children Of Decadence
4. Everytime I Die
5. Mask Of Sanity
6. Taste Of My Scythe
7. Hate Me！
8. Northern Comfort
9. Kissing The Shadows
10. Shot In The Dark (Ozzy Osbourne Cover)
11. Hellion (W.A.S.P. Cover)
＜ラインナップ＞
Alexi Laiho / Vocals, Guitars
Alexander Kuoppala / Guitars
Henkka Blacksmith / Bass
Jaska Raatikainen / Drums
Janne Wirman / Keyboards
＜レビュー＞
フィンランドのメロディック・デス・メタルバンド、チルドレン・オブ・ボドムの3rdアルバム。
2000年リリース。
このアルバムの私的ベスト・チューン “Follow The Reaper” で幕を開けます。ド派手なイントロで既に勝負ありですが、程よい疾走感にアレキシ・ライホの噛みつくようなヴォーカル、メロディ、リフ、そしてギターとキーボードのバトル。チルドレン・オブ・ボドムの魅力が詰まった1曲です。
“Bodom After Midnight” はリフ主体で曲が進みます。中盤のインストパートもインパクトがあって聴き応えがあります。ちなみに、チルドレン・オブ・ボドム解散後にアレキシが結成したバンドの名前がBODOM AFTER MIDNIGHTです。
“Mask Of Sanity” はキラキラと輝くような音色のキーボードから始まり、アレキシの咆哮が響き渡るイントロが印象的です。キーボードが大活躍していますが、歌メロがキャッチーで、ドラムも良い仕事をしています。中盤ややテンポを落としたヘヴィなパートがあったり、ギターとキーボードのバトルがあったりと聴きどころの多い1曲。
“Hate Me！” はメロディとリフがマッチしたキャッチーな曲。ドラムも楽曲を盛り上げる叩き方で貢献しています。
“Kissing The Shadows” は中盤から終わりまでの長めのインストパートが最大の聴きどころ。ギターとキーボードのスリリングなソロが交互にあり、ラストはユニゾンで締めます。
“Shot In The Dark” と “Hellion” はボーナス・トラック。前者はオジー・オズボーンの、後者はW.A.S.P.のカヴァー。
クラシカルなフレーズは減りましたが、キーボードの出番はさらに増え、楽曲は劇的さを保ちつつよりキャッチーになった印象です。
ポチップ
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