CHILDREN OF BODOM 2ndアルバム「HATEBREEDER」

ハヤブサギター CHILDREN OF BODOM

<収録曲>
1. Warheart
2. Silent Night, Bodom Night
3. Hatebreeder
4. Bed Of Razors

5. Towards Dead End
6. Black Widow
7. Wrath Within

8. Children Of Bodom
9. Downfall

10. No Commands (STONE Cover)

<ラインナップ>
Alexi Laiho / Vocals, Guitars
Alexander Kuoppala / Guitars
Henkka Blacksmith / Bass
Jaska Raatikainen / Drums
Janne Wirman / Keyboards

<レビュー>
フィンランドのメロディック・デス・メタルバンド、チルドレン・オブ・ボドムの2ndアルバム。
1999年リリース。

噛みつくようなヴォーカルとともにメロディアスに疾走する “Warheart” でアルバムは幕を開けます。

Silent Night, Bodom Night” は細かく刻むリフとメロディがマッチしていてかっこよく、インストパートでは流麗なギターとキーボードが大きな聴きどころ。ドラムも良い仕事をしています。

Hatebreeder” はイントロから心を掴まれるタイトル・チューン。メロディ、リフともに良く、クラシカルなフレーズもド派手にキメて、最後はギターとキーボードのバトルで締めます。

Bed Of Razors” はスピード抑えめでメロディを重視した曲。

このアルバムの私的ベスト・チューンは “Children Of Bodom” です。
イントロのリフ・メロディからかっこよく、アレキシの攻撃的なスクリームとともに疾走します。ドラム、キーボードも楽曲の質を高めるのに大きく貢献しており、お得意のクラシカルなフレーズも含め、インストパートも聴き応えあり。さすがバンド名を冠した曲なだけあります。

Downfall” はアレキシの咆哮、劇的なインストパート、クラシカルなフレーズ、そして静と動のコントラストが印象的な、本編ラストを飾るにふさわしいドラマティックな曲。

No Commands” はボーナス・トラック。フィンランドのスラッシュ・メタルバンドSTONEのカヴァー。後にSTONEのギタリスト、ローペ・ラトヴァラがチルドレン・オブ・ボドムに加入します。

なお、ボーナス・トラックにアイアン・メイデンの “Aces High” のカヴァーが収録されているバージョンもあります。

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