<収録曲>
Disc 1 (CD)
1. I Hurt
2. My Bodom (I Am The Only One)
3. Morrigan
4. Horns
5. Prayer For The Afflicted
6. I Worship Chaos
7. Hold Your Tongue
8. Suicide Bomber
9. All For Nothing
10. Widdershins
11. Mistress Of Taboo (PLASMATICS Cover)
12. Danger Zone (KENNY LOGGINS Cover)
13. Black Winter Day (AMORPHIS Cover)
14. Cruel Summer (BANANARAMA Cover)
Disc 2 (DVD)
Making Of “I Worship Chaos”
<ラインナップ>
Alexi Laiho / Vocals, Guitars
Henkka Blacksmith / Bass
Jaska Raatikainen / Drums
Janne Wirman / Keyboards
<レビュー>
フィンランドのメロディック・デス・メタルバンド、チルドレン・オブ・ボドムの9thアルバム。
2015年リリース。
ギタリストのローペ・ラトヴァラが脱退。
オープニング・チューンの “I Hurt” はメロディとヘヴィネスのバランスが良く、緩急のある曲構成です。
“My Bodom (I Am The Only One)” はヘヴィなリズムとアグレッシヴなリフがかっこよく、そこにメロディをまぶしたような曲で、キーボードソロ、ギターソロとの相性も良いです。
“Morrigan” はメロディアスなミドル・テンポの曲。アレキシ・ライホの悲痛の叫びが胸を打ちます。
“Horns” はブラック・メタル的なメロディとブラストビートで始まり、その後アグレッシヴなリフとともに疾走します。ギターとキーボードのバトルもあります。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “I Worship Chaos” です。リフとドラム(特にバスドラム)が一体となって突進するパートは迫力があり、さらに中盤ではスリリングなキーボードからアレキシのシャウトに繋がるかっこいいインストパートもあります。
“All For Nothing” は儚く美しいピアノの音色が印象的なスロー・テンポの曲。終盤のメロディアスでドラマティックなインストパートが1番の聴きどころ。
“Mistress Of Taboo“, “Danger Zone“, “Black Winter Day“, “Cruel Summer” の4曲はボーナス・トラックで全てカヴァー。”Danger Zone” は映画「トップガン」の主題歌として有名な曲。”Black Winter Day” は同郷の先輩バンド、アモルフィスの曲。真っ当な選曲をすると違和感があるという不思議なバンドCOB。
ちなみに私が持っているのはDVD付きです。主にレコーディング作業時の様子とメンバーへのインタビューが収められています。収録時間は約15分。
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