＜収録曲＞
1. Suicidal Revelations
2. Questionable Ethics
3. Beyond Good And Evil
4. Retaliate
5. Enslaved To Bitterness
6. Mutual Animosity
7. Patrol 17
8. Thanatology
9. Bleeding Over
10. In Death’s Cold Embrace
11. Hate Campaign
12. Live To Hate
13. Unhealing Scars
＜ラインナップ＞
Matti Kärki / Vocals
David Blomqvist / Guitars
Magnus Sahlgren / Guitars
Sharlee D’Angelo / Bass
Fred Estby / Drums
＜レビュー＞
スウェーデンのデス・メタルバンド、ディスメンバーの5thアルバム。
2000年リリース。
ギタリストの1人が元LAKE OF TEARSのマグナス・サールグレンに、ベーシストがMERCYFUL FATEやARCH ENEMYなどの活動で知られるシャーリー・ダンジェロにチェンジ。
オープニング・チューンの “Suicidal Revelations” はスタスタと疾走するドラムにキャッチーなリフ、そしてメロディアスなギターソロで掴みはOK。
間髪入れずに続く “Questionable Ethics” ではさらにアグレッションと疾走感を増しながらも、途中テンポチェンジで緩急をきかせた構成になっています。
“Retaliate” はパワフルかつスラッシーに疾走する中、グロウルによる掛け合いのようなヴォーカル・パートがかっこよく、そのブルータリティとメロディのコントラストもまた映えます。
“Enslaved To Bitterness” はイントロからメロディ重視の曲であることが窺えます。メロディアスに疾走し、途中ややテンポを落としたパートを挟みます。ディスメンバーのメロディアスなデス・メタルと、いわゆるメロデスは似て非なるものだと思っていますが、これはかなりメロデス寄りと言えます。
“Mutual Animosity” はDeath ‘N’ Rollっぽいノリの曲。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Patrol 17” です。”Enslaved To Bitterness” に似たタイプのメロデス寄り疾走曲。メロディアスなリフ、ソロともに良く、短いながらもヘヴィでリズミカルなパートが良いアクセントになっています。
“Thanatology” もDeath ‘N’ Rollっぽいノリのある曲。
“Live To Hate” と “Unhealing Scars” はボーナス・トラック。
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