<収録曲>
1. Override Of The Overture
2. Soon To Be Dead
3. Bleed For Me
4. And So Is Life
5. Dismembered
6. Skin Her Alive
7. Sickening Art
8. In Death’s Sleep
9. Deathevocation
10. Defective Decay
11. Torn Apart (CARNAGE Cover)
12. Justifiable Homicide
<ラインナップ>
Matti Kärki / Vocals
David Blomqvist / Guitars
Robert Sennebäck / Guitars
Richard Diamon / Bass
Fred Estby / Drums
<レビュー>
スウェーデンのデス・メタルバンド、ディスメンバーの1stアルバム。
1991年リリース。
“Override Of The Overture” 以外のリード・ギターは、当時ENTOMBEDのドラマーだったニッケ・アンダーソンが弾いています。
このアルバムの私的ベスト・チューン “Override Of The Overture” で幕を開けます。バリバリという轟音ギターサウンドに、スタスタと心地よく疾走するドラム。そしてデス・メタルらしいヘヴィネスと甘くなりすぎない絶妙なメロディを併せ持った音楽性にディスメンバーらしさが表れています。
“Bleed For Me” はDeath ‘N’ Rollと言ってもいいノリの良さを感じさせながらも、緩急やメロディを上手く使って単調にならない曲作りがされています。
“Dismembered” は前半2分がリード・ギターをフィーチュアしたインストパート、その後ど迫力の疾走を見せたかと思うと、ややテンポを落としたヘヴィなパートやメロディアスなギターソロを聴かせるなど、独特な構成の曲。
“Sickening Art” は軽快に疾走していたかと思うと怪しげなメロディが顔を見せ始め、突如ドゥーミーなスローパートへ。そして後半はギターソロを挟みつつ疾走という凝った展開を持つ曲。
“In Death’s Sleep” はメロディアスなギターソロを含むドラマティックなインストパートで始まり、その後疾走を開始。幾度かリズムを変えながら、ラストはメロディアスかつドゥーミーなスローパートで締めます。
“Deathevocation“, “Defective Decay“, “Torn Apart“, “Justifiable Homicide” の4曲はボーナス・トラック。
“Defective Decay” はDeath ‘N’ Roll的なノリの良い疾走に、野獣のごときブルータルなヴォーカルが乗る曲。
“Torn Apart” はARCH ENEMYのマイケル・アモットと元ARCH ENEMYのヨハン・リーヴァによって結成され、後にマッティ・カルキ、デイヴィッド・ブロムクヴィスト、フレッド・エストビーがメンバーとなったCARNAGEのカヴァー曲。
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