ETERNITY’S END 3rdアルバム「EMBERS OF WAR」

ハヤブサギター ETERNITY'S END
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<収録曲>
1. Dreadnought (The Voyage Of The Damned)
2. Bane Of The Black Sword
3. Hounds Of Tindalos
4. Call Of The Valkyries

5. Arcturus Prime
6. Shaded Heart
7. Deathrider

8. Embers Of War
9. In The Wake Of The Carrion King

<ラインナップ>
Iuri Sanson / Vocals
Christian Münzner / Guitars, Keyboards
Justin Hombach / Guitars
Linus Klausenitzer / Bass
Hannes Grossmann / Drums

<レビュー>
ドイツのパワー・メタルバンド、エタニティーズ・エンドの3rdアルバム。
2021年リリース。

ギターがユスティン(ジャスティン)・ホムバッハにチェンジ。ベースは1stアルバム「THE FIRE WITHIN」で弾いていたリヌス・クラウゼニッツァーが出戻り。
さらに「エタニティーズ・エンドを単なるプロジェクトではなく本物のバンドにするため、ヴォーカル以外は全員ドイツ人にしたい」というクリスティアン・ミュンツナーの意向により、アメリカ人キーボーディストのジミー・ピッツが脱退。クリスティアンがキーボードを兼任。

期待感を高めるイントロから、刻むようなリフとパワフルなドラムで疾走を開始する “Dreadnought (The Voyage Of The Damned)” でアルバムは幕を開けます。オープニングにふさわしい爆発力のある1曲です。

このアルバムの私的ベスト・チューンCall Of The Valkyries” はヘヴィなリフがかっこいいパワー・メタル・チューン。本作で最もアグレッシヴな曲で、ネオクラシカルな要素ともマッチしています。個人的にはこういう曲を増やして欲しい。

Deathrider” はイントロから勢いよく疾走します。パワフルなドラム、ギターの細かい刻み、キャッチーなサビ、流麗なギターソロといったこのバンドの良さを味わえる曲。

タイトル・チューンの “Embers Of War” は9分半の大作。展開のあるドラマティックな曲で、壮大なストーリー性が感じられます。IRON SAVIORのピート・シールクが一部リード・ヴォーカルを担当。

In The Wake Of The Carrion King” はボーナス・トラック。イントロのヘヴィなリフがかっこよく、ギターソロ弾きまくりの疾走曲。

専任キーボーディスト不在という体制から想像できる通り、前2作よりキーボードパートが減り、その分ギターソロが増量。そして2ndアルバム「UNYIELDING」以上にスラッシュ/デス・メタル由来のアグレッションが減退しました。これによりさらに典型的なパワー・メタルに近づいたと言えますが、ネオクラシカルの要素は依然大きな個性としてアピールしています。

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