ETERNITY’S END 2ndアルバム「UNYIELDING」

ハヤブサギター ETERNITY'S END
ビクターエンタテインメント
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<収録曲>
1. Into Timeless Realms
2. Cyclopean Force
3. Unyielding
4. Blood Brothers (The Oath)

5. Dreaming Of Cimmerian Shadows
6. Horizonless
7. Under Crimson Moonlight

8. Necromantic Worship
9. Triumphant Ascent

10. Beyond The Gates Of Salvation
11. The Arsenal

<ラインナップ>
Iuri Sanson / Vocals
Christian Münzner / Guitars
Phil Tougas / Guitars
Mike LePond / Bass
Hannes Grossmann / Drums
Jimmy Pitts / Keyboards

<レビュー>
ドイツのパワー・メタルバンド、エタニティーズ・エンドの2ndアルバム。
2018年リリース。

ヴォーカルが元HIBRIAのユーリ・サンソンに、ベースがSYMPHONY Xのマイク・レポンドにチェンジ。ギターにテクニカル・デス・メタルバンドのFIRST FRAGMENTなどでプレイしているフィル・トウガスが加入。

1曲目の “Into Timeless Realms” はパワフルなドラムが引っ張る疾走曲で、早速ユーリの超絶ハイトーンが炸裂します。中盤のインストパートではギターとキーボードの速弾きが聴かれます。

このアルバムの私的ベスト・チューンは “Blood Brothers (The Oath)” です。
イントロからメロディアスなギターが耳を惹く疾走パワー・メタル・チューン。ライヴ映えしそうなキャッチーなサビで、やはりユーリにはこの手の曲が良く合います。ツインギターとキーボードを堪能できるインストパートも聴き応えあり。

Under Crimson Moonlight” はネオクラシカルなギターとキーボードから始まる疾走曲。キャッチーなサビが印象的で、この曲もメロディアスなツインギターとキーボードが絡み合うインストパートが聴きどころになっています。

Necromantic Worship” はデス・メタル的なアグレッションを感じさせる曲。個人的にネオクラ/メロスピ的な楽曲にスラッシュ/デス・メタル由来のアグレッションを合わせた音楽性には大いに魅力を感じるので、今後もこうした曲は作り続けて欲しいのだが…。

Beyond The Gates Of Salvation” は細かく刻むリフが疾走感を高めるドラマティックな曲。

The Arsenal” はギター&キーボードの速弾きバトルもある、ボーナス・トラックにはもったいないぐらいの疾走パワー・メタル。なお、本作のミックスとマスタリングを担当しているIRON SAVIORのピート・シールクが歌っています。

スラッシュ/デス・メタル的なアグレッションが減退しましたが、ギターとキーボードを前面に押し出したインストパートは本作でも大きなアピールポイントになっています。よりパワー・メタル色が強まったのは、リーダーであるクリスティアン・ミュンツナーが元々意図していたことなのか、それともヴォーカルにユーリ・サンソンを迎えた影響なのかは定かではありませんが、3rdアルバム「EMBERS OF WAR」を聴く限りだと前者の可能性が高いのかなと思います。

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