<収録曲>
1. Bonded By Blood
2. Exodus
3. And Then There Were None
4. A Lesson In Violence
5. Metal Command
6. Piranha
7. No Love
8. Deliver Us To Evil
9. Strike Of The Beast
10. And Then There Were None (Live)
11. A Lesson In Violence (Live)
<ラインナップ>
Paul Baloff / Vocals
Gary Holt / Guitars
Rick Hunolt / Guitars
Rob McKillop / Bass
Tom Hunting / Drums
<レビュー>
アメリカのスラッシュ・メタルバンド、エクソダスの1stアルバム。
1985年リリース。
METALLICAのギタリスト、カーク・ハメットが在籍していたベイエリア・スラッシュの重鎮。
オープニングを飾る “Bonded By Blood” はザクザクとしたキャッチーなリフが気持ち良い曲。EXODUSの曲はヘッドバンギングというより体全体を動かしたくなる曲が多いですが、これもそんな1曲です。
バンド名を冠した “Exodus” は絶妙に単純じゃないリフがクセになります。ゲイリー・ホルトとリック・ヒューノルトのH-Teamによるギターソロも聴きどころですが、ヴォーカル・パートでは「exodus attack!」の部分がツボです。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “A Lesson In Violence” です。高速で刻むリフも相まって、本作でも特に速さを感じる曲です。狂気を感じるポール・バーロフのヴォーカルがこの曲をより一層ヴァイオレントなものにしています。
“Metal Command” は勇壮な曲調に狂的なヴォーカルが乗ります。特に「Our metal command!」のシャウトが素晴らしい。
アルバム後半は、ピラニアの牙のような鋭いリフと高速のギターソロを含むスリリングな展開を持つ “Piranha“、アコースティックギターによるメロディアスなイントロから一転、ヘヴィな曲調へと変わり、中盤のインストパートでテンポアップする “No Love“、緩急と展開のある7分超えの “Deliver Us To Evil” と続き、本編ラストを飾る高速チューンの “Strike Of The Beast” で締めます。
“And Then There Were None” と “A Lesson In Violence” のライヴ・バージョンはボーナストラック。1989年にロンドンで行われたライヴからの音源で、ヴォーカルはスティーヴ “ゼトロ” スーザ。
なお、本作はジャケット違いのバージョンもあります。
↓ Amazon Music
↓メルカリの「エクソダス スラッシュメタル」検索結果ページ
↓駿河屋の「エクソダス」検索結果ページ
