
<収録曲>
1. The Last Act Of Defiance
2. Fabulous Disaster
3. The Toxic Waltz
4. Low Rider (WAR Cover)
5. Cajun Hell
6. Like Father, Like Son
7. Corruption
8. Verbal Razors
9. Open Season
10. Overdose (AC/DC Cover)
11. Fabulous Disaster (Live)
12. The Toxic Waltz (Live)
13. Cajun Hell (Live)
14. Corruption (Live)
<ラインナップ>
Steve “Zetro” Souza / Vocals
Gary Holt / Guitars
Rick Hunolt / Guitars
Rob McKillop / Bass
Tom Hunting / Drums
<レビュー>
アメリカのスラッシュ・メタルバンド、エクソダスの3rdアルバム。
1989年リリース。
切れ味鋭いリフとドラムが気持ちよく疾走する “The Last Act Of Defiance” でアルバムは幕を開けます。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Fabulous Disaster” です。全てのリフがかっこよく、疾走感のある曲調にスティーヴ “ゼトロ” スーザのアグレッシヴなヴォーカルが乗ります。ギターソロも良いアクセントになっていますが、トム・ハンティングのパワフルなドラムもこの曲の質を高めるのに大きく貢献していると思います。
“The Toxic Waltz” は体を動かしたくなるようなリズムと、リフのかっこよさがマッチした曲。スラッシュ・メタルらしいアグレッションを伴うノリの良い楽曲こそ、エクソダス最大の個性ではないでしょうか。
“Like Father, Like Son” は8分を超える長尺の曲。”PLEASE DADDY, NO MORE!” という悲痛な叫びがこの曲の重苦しいテーマを表現しています。
“Corruption” はリフ主体にそこそこのスピード感で進む曲ですが、ゲイリー・ホルトとリック・ヒューノルトのH-Teamによるギターソロを含む終盤のインストパートでは、よりアグレッシヴな印象を受けます。
“Verbal Razors” はスピーディかつテクニカルなリフと、タイトル通りカミソリのようなヴォーカルが聴かれるノリの良い疾走チューン。
11曲目からのライヴ・バージョンはボーナストラック。1989年にサンフランシスコのフィルモアで行われたライヴからの音源。

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