ポチップ
＜収録曲＞
1. Intro / Impact Is Imminent
2. A.W.O.L.
3. The Lunatic Parade
4. Within The Walls Of Chaos
5. Objection Overruled
6. Only Death Decides
7. Heads They Win (Tails You Lose)
8. Changing Of The Guard
9. Thrash Under Pressure
＜ラインナップ＞
Steve “Zetro” Souza / Vocals
Gary Holt / Guitars
Rick Hunolt / Guitars
Rob McKillop / Bass
John Tempesta / Drums
＜レビュー＞
アメリカのスラッシュ・メタルバンド、エクソダスの4thアルバム。
1990年リリース。
ドラマーが後にTESTAMENTに加入するジョン・テンペスタにチェンジ。
尖ったギターサウンドによるリフから入り、迫力のあるバスドラムが続く “Impact Is Imminent” でアルバムは幕を開けます。スティーヴ “ゼトロ” スーザのアグレッシヴなヴォーカルとドラムを軸に気持ちよく疾走します。
“A.W.O.L.” はリズミカルな感触のリフとまくし立てるようなヴォーカルが印象的。タイトルは “absent without leave”(無許可離隊/軍務放棄)の頭文字を取ったもの。
“The Lunatic Parade” はスピード感はそれほどないものの、体を動かしたくなるようなリズムと少々怪しげなリフがマッチした曲。
“Objection Overruled” はザクザクと刻むリフと早口ヴォーカルで疾走する曲。
“Only Death Decides” は気持ちの良いノリと切れ味鋭いリフで進んでいく曲。ギターソロでは「おっ」と思わせるメロディが聴かれます。
“Heads They Win (Tails You Lose)” は7分半を超える曲。エクソダスらしいノリや緩急があり、終盤の突進力もGood。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Changing Of The Guard” です。エッジの効いたリフと共にパワフルに疾走します。ゲイリー・ホルトとリック・ヒューノルトのH-Teamによるスリリングかつドラマティックなギターソロも聴きどころ。
“Thrash Under Pressure” は本作で最も速さを感じる曲。シンプルに突っ走って2分半で終わり。首を痛めないようご注意を。
本作はH-Teamによるプロデュースで、切れ味鋭い金属質なギターサウンドがかっこよく、聴いていて気持ちがいいです。
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