<収録曲>
1. Pain
2. Abyss
3. Tightrope
4. Life
5. Ghosts
6. Legacy
7. Ashamed
8. Church
9. Fame
10. Words
11. Rot
12. Sir Duke (STEVIE WONDER Cover)
<ラインナップ>
Iuri Sanson / Vocals
Abel Camargo / Guitars
Renato Osório / Guitars
Benhur Lima / Bass
Eduardo Baldo / Drums
<レビュー>
ブラジルのパワー/スピード・メタルバンド、ヒブリアの5thアルバム。
2015年リリース。
前年の2014年にアルバム・デビュー10周年を迎え、衝撃の1stアルバム「DEFYING THE RULES」のリ・レコーディング・アルバム「DEFYING THE RULES 10TH ANNIVERSARY」をリリースしました。
近作の傾向とタイトルからヘヴィな曲を想像しましたが、意外にも普通のヘヴィ・メタルといった感じの “Pain” でアルバムは幕を開けます。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Tightrope” です。ヘヴィでアグレッシヴなリフから始まり、ヴォーカルが入るとキャッチーな歌メロとメロディアスなギターが耳を引きます。ヘヴィさとメロディのバランスが良く、疾走感もあります。スリリングなインストパートもGood。
“Church” はパワフルなドラムとユーリ・サンソンの伸びのあるハイトーンが聴かれる疾走曲。本作で最も「初期ヒブリア」の雰囲気を持った曲です。
“Words” は歌メロが聴きやすく、程よい疾走感があります。ヘヴィなリフもかっこよく、メロディアスなスローパートから疾走インストパートへの展開も聴きどころです。
“Rot” と “Sir Duke” (スティーヴィー・ワンダーのカヴァー)の2曲は日本盤ボーナス・トラック。
本作はセルフタイトルやワンワードの曲名からシンプルな印象を受けますが、音楽性としてはこれまで培ってきたパワー・メタルの要素やヘヴィネスに、ホーンセクションや女性ヴォーカルといった新たな要素を加えた感じです。
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