<収録曲>
1. The Wicker Man
2. Ghost Of The Navigator
3. Brave New World
4. Blood Brothers
5. The Mercenary
6. Dream Of Mirrors
7. The Fallen Angel
8. The Nomad
9. Out Of The Silent Planet
10. The Thin Line Between Love & Hate
<ラインナップ>
Steve Harris / Bass, Keyboards
Bruce Dickinson / Vocals
Dave Murray / Guitars
Adrian Smith / Guitars
Janick Gers / Guitars
Nicko McBrain / Drums
<レビュー>
大英帝国が生んだ偉大なるメタルバンド、アイアン・メイデンの12thアルバム。
2000年リリース。
邦題「ブレイヴ・ニュー・ワールド」
ヴォ-カルはブレイズ・ベイリーが脱退しブルース・ディッキンソンが復帰、さらにエイドリアン・スミスも復帰してトリプルギター編成になりました。
ブルースとエイドリアンの復帰は多くのファンに歓迎され、6人編成となった彼らが放ったミレニアム・アルバムは、しょっぱなのギターリフで勝負あり!の “The Wicker Man” で幕を開けます。
“Ghost Of The Navigator” はいかにもメイデンらしい展開のあるドラマティックな曲。この手の曲はやはりブルースがぴったりハマります。
アルバムのタイトル・トラック “Brave New World” は静かなイントロからパワフルな曲調に変化。1番の聴きどころはインストパートのギターソロ&ハモりです。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “The Fallen Angel” です。本作では最も短い4分の曲ですが、アグレッシヴなギターのリフとキャッチーな歌メロが好きです。
“Out Of The Silent Planet” はメイデンらしい起伏や展開のあるドラマティックな曲で、壮大な雰囲気や疾走感もあります。キャッチーな歌メロ、ギターのメロディも印象的です。
6分を超える長尺の曲が7曲あり、少し冗長に感じられる曲もあるかもしれませんが、概ねブルースの歌唱力でカバーできていると思います。
第2次ブルース期のアルバムならまずは本作から聴いてみるのが良いのではないでしょうか。
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