<収録曲>
1. The Ides Of March
2. Wrathchild
3. Murders In The Rue Morgue
4. Another Life
5. Genghis Khan
6. Innocent Exile
7. Killers
8. Prodigal Son
9. Purgatory
10. Twilight Zone
11. Drifter
<収録曲>
Disc 1
1. The Ides Of March
2. Wrathchild
3. Murders In The Rue Morgue
4. Another Life
5. Genghis Khan
6. Innocent Exile
7. Killers
8. Twilight Zone
9. Prodigal Son
10. Purgatory
11. Drifter
Disc 2
1. Women In Uniform
2. Invasion
3. Phantom Of The Opera (Live)
4. Running Free (Live)
5. Remember Tomorrow (Live)
6. Wrathchild (Live)
7. Killers (Live)
8. Innocent Exile (Live)
<ラインナップ>
Steve Harris / Bass, Vocals (backing)
Paul Di’Anno / Vocals (lead)
Dave Murray / Guitars
Adrian Smith / Guitars, Vocals (backing)
Clive Burr / Drums
<レビュー>
大英帝国が生んだ偉大なるメタルバンド、アイアン・メイデンの2ndアルバム。
1981年リリース。
邦題「キラーズ」
私はこのアルバムを2種類持っていますが、片方はボーナスCD付きの2枚組です。
どちらにも “Twilight Zone” という曲が収録されていますが、収録されていないバージョンもありますので、もし購入をお考えならご注意を。
雰囲気のあるインストからつながる実質1曲目の “Wrathchild” はパワフルな曲。ライヴでも定番の曲です。メイデンのヴォーカルというと一般的にはブルース・ディッキンソンの方が有名ですが、”Wrathchild” のように「怒り」を表現するような曲はポール・ディアノの方が合っていると思います。
“Murders In The Rue Morgue” は静かなイントロから勢いよく疾走する曲。
パンキッシュなポール・ディアノのヴォーカルがとてもよくマッチしていますが、クライヴ・バーのドラミングも聴きどころ。
“Genghis Khan” はインストですが、ぜひクライヴ・バーのドラミングの素晴らしさを聴いて頂きたい。
このアルバムの私的ベスト・チューンはアルバムのタイトル・トラックである “Killers” です。
殺人鬼が後ろから近づいてきているような緊迫感と恐怖を感じさせる名曲。イントロのベース、ポール・ディアノのシャウト、ギターのリフ、ギターソロ、この曲ならではの独特なドラミング、全てが素晴らしい。
“Purgatory” は隠れた名曲と言えるかもしれません。
疾走感がありメロディアス、ポール・ディアノの力強いヴォーカルも合っています。
このアルバムは “Murders In The Rue Morgue“, “Another Life“, “Purgatory“, “Drifter” といった「かっこいいけどいまいち目立ってない」曲が多い印象がありますが、素晴らしいアルバムです。
一応 Disc2 についても触れておきます。
1曲目から3曲目はシングル「WOMEN IN UNIFORM」に収録されています。
“Women In Uniform” はオーストラリアのロック・バンド、SKYHOOKSのカヴァー曲。
“Invasion” はパンキッシュな曲。
“Phantom Of The Opera” (Live) は1stアルバムに収録されている名曲のライヴ音源。めちゃくちゃかっこいいです。
4曲目から8曲目は1981年リリースのEP「MAIDEN JAPAN」に収録されています。
いずれもライヴ音源ですが、スタジオ音源より速くてかっこいいです。
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