<収録曲>
1. Caught Somewhere In Time
2. Wasted Years
3. Sea Of Madness
4. Heaven Can Wait
5. The Loneliness Of The Long Distance Runner
6. Stranger In A Strange Land
7. Deja-Vu
8. Alexander The Great
<ラインナップ>
Steve Harris / Bass, Bass (synth)
Bruce Dickinson / Vocals
Dave Murray / Guitars, Guitars (synth)
Adrian Smith / Guitars
Nicko McBrain / Drums
<レビュー>
大英帝国が生んだ偉大なるメタルバンド、アイアン・メイデンの6thアルバム。
1986年リリース。
邦題「サムホエア・イン・タイム」
このアルバムはシンセサイズド・ギターやシンセサイズド・ベースが使われていることと、楽曲がポップであることがよく話題に上ります。
シンセギターはアルバムの近未来的なイメージを表現するのに一役買っており、全体としてはポップでありながらプログレッシヴな雰囲気も感じるアルバムです。
アルバムはタイトル・トラックである “Caught Somewhere In Time” で始まります。1曲目から7分半近い長尺の曲ですが疾走感があり、ギター、ベース、ドラムと楽器陣がそれぞれ良い働きをしています。
“Heaven Can Wait” はサビがキャッチーで、ライヴで盛り上がる曲。シンガロング必至。ちなみに私が初めてメイデンを聴いたのがベスト・アルバム「BEST OF THE BEAST」だったのですが、その時最初に気に入った曲がコレ。
“The Loneliness Of The Long Distance Runner” は静かなイントロから一気に疾走を開始する曲。インストパートのメロディアスなギターソロと激しいドラミングが良いです。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Deja-Vu” です。
メロディアスに疾走するかっこいい曲。このアルバムで唯一4分台で終わる比較的短い曲ですが、もっと聴いていたいと思わせる名曲。
「ポップ」「プログレッシヴ」といった単語に眉をひそめるメタラー諸氏もいらっしゃると思いますが、安心して下さい。しっかりメタルですよ!
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