<収録曲>
1. At The Graves
2. Sleepless Nights
3. Lies
4. A Visit From The Dead
5. The Wedding Dream
6. “Amon” Belongs To “Them”
7. Something Weird
8. Victimized
9. Let It Be Done
10. Cremation
11. At The Graves (Alternate Mix)
12. Cremation (Live Show Mix)
<ラインナップ>
King Diamond / Vocals
Andy La Rocque / Guitars
Pete Blakk / Guitars
Hal Patino / Bass
<レビュー>
デンマークのヘヴィメタルバンド、キング・ダイアモンドの4thアルバム。
1989年リリース。
ドラムはバンドを脱退したミッキー・ディーがセッションメンバーとして叩いています。
前作「THEM」は邪悪な存在 “Them” とキング少年を描いた架空のストーリーを題材としたコンセプト・アルバムでしたが、本作はその続編です。ジャケ写のインパクトがスゴイ。
このアルバムの私的ベストチューン “At The Graves” でスタート。妹のミッシーを失った悲しみを表現したイントロダクションから始まり、テンポ/リズムチェンジ多めのテクニカルかつドラマティックな曲構成。9分弱の大作ですが冗長さはなく、最後まで緊張感が続きます。
“Sleepless Nights” はメタリックなリフを聴かせる動のパートと儚げな静のパートのコントラストが印象的な曲。
キングと医師とのセラピーの場面を描いた “Lies” ではキング・ダイアモンドの表現力が光ります。
“A Visit From The Dead” はアコースティックギターを使ったバラード調からヘヴィな曲調に転じる曲。
ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーの “婚礼の合唱” (結婚行進曲)のフレーズを用いた “The Wedding Dream“、ストーリー上大きな展開を見せる(母親が医師と共に家にやってくる) ““Amon” Belongs To “Them”“、2分程のインスト “Something Weird“、歌詞に「Conspiracy(陰謀)」というワードが出てくる実質上のタイトルチューン “Victimized“、1分ちょっとの(ほぼ)インスト “Let It Be Done” と続きます。ストーリー的にはこの辺りがハイライトとなります。医師は注射でキングを眠らせた後、神父に会って陰謀を企て、キングを棺に入れて燃やします。
ラストの “Cremation” はキーボードが効果的に使われている非常にスリリングな4分ちょっとの(ほぼ)インスト。ちなみに “Cremation” の意味は火葬。
“At The Graves (Alternate Mix)” と “Cremation (Live Show Mix)” はボーナストラック。前者は別ミックスバージョンで、本編収録バージョンにある1分40秒程のイントロ部がカットされています。後者はキーボード主体バージョン(ライブ音源ではありません)
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