<収録曲>
1. Out From The Asylum
2. Welcome Home
3. The Invisible Guests
4. Tea
5. Mother’s Getting Weaker
6. Bye, Bye Missy
7. A Broken Spell
8. The Accusation Chair
9. “Them”
10. Twilight Symphony
11. Coming Home
12. Phone Call
<ラインナップ>
King Diamond / Vocals
Andy La Rocque / Guitars
Pete Blakk / Guitars
Hal Patino / Bass
Mikkey Dee / Drums
<レビュー>
デンマークのヘヴィメタルバンド、キング・ダイアモンドの3rdアルバム。
1988年リリース。
ギターの片割れがピート・ブラックに、ベーシストがハル・パティーノにチェンジ。
精神病院から戻ってきた祖母と邪悪な存在 “Them” によって、キング少年の一家が恐怖と悲劇に見舞われるという架空のストーリーを描いたコンセプト・アルバムです。
ホラー映画を思わせるイントロ “Out From The Asylum” から実質1曲目の “Welcome Home” へと続きます。前半はプロローグらしくミドルテンポで進みますが、後半はギターソロから劇的にテンポアップする展開を見せ、恐怖の物語の始まりを感じさせます。
このアルバムの私的ベストチューンは “The Invisible Guests” です。スリリングなリフとドラマティックなギターソロから始まり、キング・ダイアモンドの表現力が楽曲の緊張感を高めています。
“Tea” は穏やかなティータイムを思わせるメロディと不穏な空気を感じさせるヘヴィなリフのコントラストが特徴的な曲。
“Mother’s Getting Weaker“, “Bye, Bye Missy“, “A Broken Spell“, “The Accusation Chair” では弱っていく母親を助けようとした妹ミッシーが邪悪な存在 “Them” に殺されてしまいますが、ミッシーがティーポットを壊したことでキングにかかっていた呪いが解け、キングが祖母を殺害するというシーンが描かれています。ストーリー的にはこの辺りがハイライトとなりますので、内容を知った上で聴いた方が曲の良さを感じられると思います。
実質本編ラストの “Twilight Symphony” はザクザクとした質感のリフを聴かせるミドルテンポの曲。
最後の “Coming Home” でキングは精神病院から家に戻りますが、そこには死んだはずの祖母と “Them” がいた、という結末で本作は幕を閉じます。
“Phone Call” はボーナストラックで、シングル “Welcome Home” のB面曲。死んだはずの祖母からの電話です。
なお、本作のストーリーは次作「CONSPIRACY」へと続きます。
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