マリーゴールド 2024年7月13日 両国国技館 Summer Destiny2024

ハヤブサプロレス 2024年

この日、3つのタイトルマッチが行われた。
ワールド王座
ユナイテッド・ナショナル(UN)王座
スーパーフライ級王座
いずれも初代チャンピオンを決めるものだ。

☆スーパーフライ級王座
翔月なつみ vs 松井珠紗は翔月なつみが勝利し、初代王者に輝いた。これはまあ大方の予想通りだろう。

☆ユナイテッド・ナショナル(UN)王座
MIRAI vs 青野未来の勝者 vs ボジラでタイトルマッチが組まれた。MIRAIと青野未来がこれまで三度引き分け、この日4度目の試合、そして勝った方がダブルヘッダーでボジラとのタイトルマッチというスケジュール。私はMIRAIもしくは青野未来の商品価値を出来るだけ下げないために、ダブルヘッダーという厳しい状況で負けるというシナリオを描いたのだと予想した。しかしその予想は裏切られた。青野未来がダブルヘッダーで2連勝を飾り、初代UN王座のチャンピオンに輝いたのだ。丸め込みでの勝利ということで、ボジラの商品価値もそこまで下がらないオマケつき。お見事。

☆ワールド王座
ジュリアの右手首骨折というアクシデントがあったが無事にタイトルマッチが行われた。てっきりジュリアが勝つものだと思っていたが、Sareeeが初代ワールド王座のチャンピオンに輝いた。ジュリアがケガをしたことでアングルを変えたのかどうかは少し気になるところだが、今回の結果を見て、ふと第1回IWGP決勝リーグ優勝決定戦のアントニオ猪木 vs ハルク・ホーガンを思い出した。あの有名な舌出し失神事件の試合だ。別にジュリアは舌を出して失神していないが、団体のトップ選手が初代チャンピオンになることを期待されていたものの、外敵にその座を奪われたという点で重なる。猪木は予定調和を嫌い、ファンの予想を裏切る(超える)ことに腐心した。今回ロッシー小川が最も意識したのは猪木だったのではないだろうか。

2024年プロレス
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