<収録曲>
1. Dialectic Chaos
2. This Day We Fight!
3. 44 Minutes
4. 1,320′
5. Bite The Hand
6. Bodies
7. Endgame
8. The Hardest Part Of Letting Go… Sealed With A Kiss
9. Head Crusher
10. How The Story Ends
11. The Right To Go Insane
12. Washington Is Next!(Live)
<ラインナップ>
Dave Mustaine / Vocals, Guitars, Piano
Chris Broderick / Guitars
James LoMenzo / Bass
Shawn Drover / Drums, Percussion
<レビュー>
アメリカのスラッシュ・メタルバンド、メガデスの12thアルバム。
2009年リリース。
ギタリストが元JAG PANZERのクリス・ブロデリックにチェンジ。
流麗なメロディを確かなギターテクニックで聴かせるインストゥルメンタル “Dialectic Chaos” から、疾走感溢れる “This Day We Fight!” へと繋がっていきます。スラッシーなリフとパワフルなドラムが曲を引っ張り、そこにデイヴ・ムステインの攻撃的なヴォーカルが乗ります。
“44 Minutes” はヘヴィなリズムと哀愁漂うメロディのバランスが良いドラマティックな曲。
“1,320′” はドラッグレースを題材にしたスピード感のある曲。中盤からラストまで駆け抜けるインストパートでは激しいギターバトルが繰り広げられます。
“The Hardest Part Of Letting Go… Sealed With A Kiss” は、アコースティックギターと切ない雰囲気の歌メロをフィーチュアした “The Hardest Part Of Letting Go…” で始まり、アップテンポの “Sealed With A Kiss” を挟んで再び “The Hardest Part Of Letting Go…” に戻るという曲構成。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Head Crusher” です。
初っ端から勢いよく疾走し、サビではヘヴィなリズムにアグレッシヴかつキャッチーなリフ&歌メロが炸裂します。中盤にはテンポチェンジなどテクニカルな面も見せつつ、ラストはギターソロで締める3分半のコンパクトな曲。
本編最後の “The Right To Go Insane” は重苦しく不安を掻き立てるようなベースのリフと神経を削るようなギターのリフが印象的な曲。サビは意外とメロディアスで、ラストはスピード感のあるギターソロを聴かせてくれます。
“Washington Is Next!” のライヴ音源は日本盤ボーナス・トラック。
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