<収録曲>
1. Last Rites / Loved To Death
2. Killing Is My Business… And Business Is Good !
3. Skull Beneath The Skin
4. These Boots (NANCY SINATRA Cover)
5. Rattlehead
6. Chosen Ones
7. Looking Down The Cross
8. Mechanix
<収録曲>
1. Last Rites / Loved To Death
2. Killing Is My Business… And Business Is Good !
3. Skull Beneath The Skin
4. Rattlehead
5. Chosen Ones
6. Looking Down The Cross
7. Mechanix
Remixed & Remastered
<収録曲>
1. Last Rites / Loved To Deth
2. Killing Is My Business… And Business Is Good !
3. Skull Beneath The Skin
4. Rattlehead
5. Chosen Ones
6. Looking Down The Cross
7. Mechanix
8. These Boots (Nancy Sinatra Cover)
9. Last Rites / Loved to Deth (Demo)
10. Mechanix (Demo)
11. The Skull Beneath The Skin (Demo)
THE FINAL KILL
<収録曲>
1. Last Rites / Loved To Deth
2. Killing Is My Business… And Business Is Good !
3. Skull Beneath The Skin
4. Rattlehead
5. Chosen Ones
6. Looking Down The Cross
7. Mechanix
8. These Boots (NANCY SINATRA Cover)
9. Last Rites / Loved To Deth (Live)
10. Killing Is My Business… And Business Is Good ! (Live)
11. The Skull Beneath The Skin (Live)
12. Rattlehead (Live)
13. Chosen Ones (Live)
14. Looking Down The Cross (Live)
15. Mechanix (Live)
16. Last Rites / Loved To Deth (Demo)
17. The Skull Beneath The Skin (Demo)
18. Mechanix (Demo)
<ラインナップ>
Dave Mustaine / Vocals, Guitars, Piano
Chris Poland / Guitars
David Ellefson / Bass
Gar Samuelson / Drums, Timpani
<レビュー>
アメリカのスラッシュ・メタルバンド、メガデスの1stアルバム。
1985年リリース。
メタリカをクビになったデイヴ・ムステインが結成した、スラッシュ・メタル四天王の一角。
美しいピアノの音色で始まる “Last Rites / Loved To Death” でアルバムは幕を開けます。ムステインのヴォーカル、尖ったリフ、テクニカルな演奏に曲構成と、とにかく唯一無二。天才か変態か。後にメガデスの代名詞ともなるインテレクチュアル(知的な)・スラッシュ・メタルは既にこの時誕生しています。なお、曲名の “Death” の表記ですが、2002年のリマスター・バージョン以降は “Deth” になっているようです。
“Killing Is My Business… And Business Is Good !” は3分程度の曲ながら、緩急のある構成、キャッチーな歌メロ、一筋縄ではいかないリフにリズムとやはり独特です。
“Rattlehead” はリフ良し、ドラム良し、ギターソロ良しの疾走曲。ちなみに “Slashing, Thrashing To Megadeth” という歌詞が含まれていて「メガデス(大量の死人が出る)まで切り裂き、スラッシュするんだ」と訳されています。また、CDジャケットなどにも描かれているメガデスのマスコットは “Vic Rattlehead” (ヴィック・ラトルヘッド)といいます。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Mechanix” です。メタリカの1stアルバム「KILL ‘EM ALL」に “The Four Horsemen” という別バージョン(メタリカ・バージョン)が収録されていますが、こちらの方が遥かにアグレッシヴで速いです。元々ムステインが作った曲で「こっちがホンモノだ!」と言わんばかりのやけくそ感が漲っています。
ちなみに私はこのアルバムをバージョン違いで4枚持っています。主な違いは以下の3点。
① “These Boots”
② リミックス&リマスター
③ ボーナス・トラック
“These Boots” はナンシー・シナトラのカヴァー曲で、原題は “These Boots Are Made For Walkin'”。メガデスのカヴァーはオリジナルとは似ても似つかないスラッシュ・バージョンでかっこいいのですが、CDのバージョンによっては収録されていなかったり、収録されていても電子音(ピー音)が入っていたりといった違いがあります。なぜそのようなことになったのかというと、メガデスのカヴァーはムステインにより歌詞の一部が変えられており、オリジナルの作詞・作曲をしたリー・ヘイズルウッドから抗議を受けたためです。
気になるマニアの方がいるかもしれないので、一応私が持っているCDの品番を載せておきます。
・25DP 5343:歌詞変更バージョン、ピー音なしの “These Boots” 収録。
・SRCS 7549:”These Boots” 未収録。
・SICP 93:リミックス&リマスター。ピー音ありの “These Boots” 収録。
ボーナス・トラック=1984年のデモ・テープ「LAST RITES」に収録されていた “Last Rites / Loved to Deth”, “Mechanix”, “The Skull Beneath The Skin” の3曲。
・SICP-31164:THE FINAL KILL。リミックス&リマスター。Blu-spec CD2仕様。オリジナルの歌詞でヴォーカルをリ・レコーディングしたピー音なしの “These Boots” 収録。
ボーナス・トラック=1986年から1990年のライヴ音源7曲と、1984年のデモ・テープ「LAST RITES」に収録されていた “Last Rites / Loved to Deth”, “The Skull Beneath The Skin”, “Mechanix” の3曲。


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