MEGADETH 4thアルバム「RUST IN PEACE」

ハヤブサギター MEGADETH

<収録曲>
1. Holy Wars… The Punishment Due
2. Hangar 18
3. Take No Prisoners
4. Five Magics

5. Poison Was The Cure
6. Lucretia
7. Tornado Of Souls

8. Dawn Patrol
9. Rust In Peace… Polaris

Remixed & Remastered
<収録曲>
1. Holy Wars… The Punishment Due
2. Hangar 18
3. Take No Prisoners
4. Five Magics
5. Poison Was The Cure
6. Lucretia
7. Tornado Of Souls
8. Dawn Patrol
9. Rust In Peace… Polaris
10. My Creation
11. Rust In Peace… Polaris (Demo)
12. Holy Wars… The Punishment Due (Demo)

13. Take No Prisoners (Demo)

<ラインナップ>
Dave Mustaine / Vocals, Guitars
Marty Friedman / Guitars

David Ellefson / Bass
Nick Menza / Drums

<レビュー>
アメリカのスラッシュ・メタルバンド、メガデスの4thアルバム。
1990年リリース。

ギタリストが元HAWAII/CACOPHONYマーティ・フリードマンに、ドラマーがニック・メンザにチェンジ。

このアルバムの私的ベスト・チューンHoly Wars… The Punishment Due” で幕を開けます。鋭くキャッチーなリフ、パワフルなドラム、独特なリズムとイントロから聴かせてくれます。その後も複雑な曲構成、ドラマティックな曲展開、緊張感、疾走感、クセの強いデイヴ・ムステインのヴォーカル、スリリングなギターソロなど、メガデスの魅力を存分に味わえます。マーティならではのエキゾチックなギターフレーズもGood!

Hangar 18” はシンプルながらかっこいいリフとキャッチーな歌メロを軸に、比較的ストレートに進んでいきます。そして中盤から迫力のあるインストパートに突入し、この曲のハイライトとも言えるムステインとマーティによるギターバトルが繰り広げられます。

Take No Prisoners” は殺傷力の高いリフでスタート。コーラスが印象的ですが、ドラムも良い仕事をしています。ラストもかっこいい。

Five Magics” は妖しげな雰囲気が漂うイントロで始まり、その後緩急のある展開を見せ、最後は怒涛のインストパートで締めます。

Poison Was The Cure” はイントロこそダークでヘヴィな印象ですが、一転して疾走する3分弱の曲。

Tornado Of Souls” はリフ、歌メロも良いですが、何と言ってもマーティのギターソロでしょう。これがマーティのベスト・ギターソロだと言っても過言ではないと思います。ドラマティックな曲にドラマティックなギターソロ。何度聴いても痺れます。

Rust In Peace… Polaris” は印象的なドラムのフレーズで始まり、リズミカルなリフが続きます。一旦曲が止まり、これで終わりかと思いきやアグレッシヴでスピーディなインストパートが待っています。

なお、Remixed & Remastered バージョンには1分半程度の小曲 “My Creation” と “Rust In Peace… Polaris”, “Holy Wars… The Punishment Due”, “Take No Prisoners” のデモ音源が収録されています。

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