MEGADETH 3rdアルバム「SO FAR, SO GOOD… SO WHAT !」

ハヤブサギター MEGADETH

<収録曲>
1. Into The Lungs Of Hell
2. Set The World Afire
3. Anarchy In The U.K. (Sex Pistols Cover)
4. Mary Jane

5. 502
6. In My Darkest Hour
7. Liar

8. Hook In Mouth

Remixed & Remastered
<収録曲>
1. Into The Lungs Of Hell
2. Set The World Afire
3. Anarchy In The U.K. (Sex Pistols Cover)
4. Mary Jane
5. 502
6. In My Darkest Hour
7. Liar
8. Hook In Mouth
9. Into The Lungs Of Hell (Paul Lani Mix)
10. Set The World Afire (Paul Lani Mix)
11. Mary Jane (Paul Lani Mix)
12. In My Darkest Hour (Paul Lani Mix)

<ラインナップ>
Dave Mustaine / Vocals, Guitars
Jeff Young / Guitars

David Ellefson / Bass
Chuck Behler / Drums, Percussion

<レビュー>
アメリカのスラッシュ・メタルバンド、メガデスの3rdアルバム。
1988年リリース。

ジャズのバックグラウンドを持つクリス・ポーランド(Gt.)とガル・サミュエルソン(Dr.)が脱退。代わりにジェフ・ヤング(Gt.)とチャック・ビーラー(Dr.)が加入。

本作はスリリングなインストゥルメンタル “Into The Lungs Of Hell” で期待感を高め、緊張感溢れる “Set The World Afire” へと繋がっていきます。核爆弾が落下し爆発するSEから細かく刻むリフへ。メガデスらしいリフ主体の複雑な曲構成、程よい疾走感、そしてテクニカルなギターソロもあります。

Anarchy In The U.K.” はセックス・ピストルズのカヴァー曲。元セックス・ピストルズのギタリスト、スティーヴ・ジョーンズが参加しています。

In My Darkest Hour” はダークでメロディアスでドラマティックな曲。前半がミドルテンポで後半がアップテンポという緩急のある構成。ちなみに、メタリカのクリフ・バートンが亡くなったのを知った後に作られた曲ですが、歌詞はムステインの元恋人について書かれています。

このアルバムの私的ベスト・チューンは “Liar” です。メガデスにしてはストレートな曲で、アグレッシヴなリフは言うに及ばず、パンク的な勢いと怒りを感じるヴォーカル、特に息継ぎなしでまくし立てるようなパートがかっこいいです。

Hook In Mouth” はPMRC(Parents Music Resource Center:有害な歌詞の悪影響から未成年者を守る目的で設立された団体)を批判した曲で、こちらも怒りが伝わってきます。リズミカルな歌メロにムステインらしいシニカルな歌詞が乗ります。ギターソロも良し。

なお、Remixed & Remastered バージョンにはポール・レイニがミックスしたバージョンの4曲が収録されています。

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