<収録曲>
Disc 1
1. Jet Intro
2. Blackmail The Universe
3. Set The World Afire
4. Skin O’ My Teeth
5. Wake Up Dead
6. In My Darkest Hour
7. Die Dead Enough
8. She Wolf
9. Reckoning Day
10. A Tout Le Monde
11. Angry Again
Disc 2
1. Hangar 18
2. Return To Hangar
3. I’ll Be There
4. Tornado Of Souls
5. Trust
6. Something That I’m Not
7. Kick The Chair
8. Coming Home To Argentina
9. Symphony Of Destruction
10. Peace Sells
11. Holy Wars… The Punishment Due
<ラインナップ>
Dave Mustaine / Vocals, Guitars
Glen Drover / Guitars
James MacDonough / Bass
Shawn Drover / Drums
<レビュー>
アメリカのスラッシュ・メタルバンド、メガデスの2ndライヴ・アルバム。
2007年リリース。
2001年に予定されていたアルゼンチンでのライヴ収録は、9.11に起きたアメリカ同時多発テロ事件の影響により、アメリカ・アリゾナ州でのライヴ収録に変更となりました。
本作はそれから約4年後の2005年10月、アルゼンチンはブエノスアイレスで行われたライヴを収録したものです。
当時デイヴ・ムステインは2004年にリリースした10thアルバム「THE SYSTEM HAS FAILED」をMEGADETH最後の作品にするつもりでいましたが、このライヴでMEGADETHを継続させることを決めました。
ちなみにこのライヴでベースを務めた元ICED EARTHのジェイムズ・マクドノーですが、「THE SYSTEM HAS FAILED」リリース後にバンドに加わり、11thアルバム「UNITED ABOMINATIONS」のレコーディング前に脱退したため、スタジオ・アルバムのレコーディングには1枚も参加していません。
ライヴは「THE SYSTEM HAS FAILED」のオープニング・チューンでもある “Blackmail The Universe” で幕を開け、同じく核戦争について歌われた “Set The World Afire” へと繋がります。
その後も “Wake Up Dead“, “She Wolf“, “Tornado Of Souls“, “Kick The Chair“といった新旧の名曲が披露されていきます。
“Coming Home” は9thアルバム「THE WORLD NEEDS A HERO」に日本盤ボーナス・トラックとして収録された曲で、このライヴでは “I’m coming home to Arizona” の部分を “I’m coming home to Argentina” と歌ってオーディエンスの心を掴んでいます。
“Coming Home” で感動的な雰囲気に包まれた後は “Symphony Of Destruction“, “Peace Sells“, “Holy Wars… The Punishment Due” の名曲3連発で締め、最後ステージに残ったムステインがMEGADTHの継続を宣言しました。
CDの最後にはアコースティック・ギターで演奏されている “Use The Man” が1分半ほど収録されていますが、こちらはライヴとは別にファンの前で披露されたものです。
なお、本作はDVDでもリリースされていますが、”Skin O’ My Teeth“, “Die Dead Enough“, “Angry Again” の3曲はCDのみの収録となっています。
白いシャツとリストバンドを身にまとい、難しいリフを弾きながら歌うムステインのかっこよさと、歌いまくるアルゼンチンのファンの熱狂ぶりはDVDでより伝わってきます。
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