MERCYFUL FATE 5thアルバム「INTO THE UNKNOWN」

ハヤブサギター MERCYFUL FATE

<収録曲>
1. Lucifer
2. The Uninvited Guest
3. The Ghost Of Change
4. Listen To The Bell
5. Fifteen Men (And A Bottle Of Rum)
6. Into The Unknown
7. Under The Spell

8. Deadtime
9. Holy Water
10. Kutulu (The Mad Arab, Part II)
11. The Ripper (JUDAS PRIEST Cover)

<ラインナップ>
King Diamond / Vocals
Hank Shermann / Guitars
Michael Denner / Guitars
Sharlee D’Angelo / Bass
Bjarne T. Holm / Drums

<レビュー>
デンマークのヘヴィメタルバンド、マーシフル・フェイトの5thアルバム。
1996年リリース。

ドラマーがビャーネ・T・ホルムにチェンジ。

1分半のインスト “Lucifer” からミュージックビデオが作られた “The Uninvited Guest” へと続きます。

このアルバムの私的ベストチューンは良いリフを堪能できる “The Ghost Of Change” です。

Fifteen Men (And A Bottle Of Rum)” はスロー~ファスト~スロー~ミドルとテンポが変わっていく曲。難破船の悲劇をドラマティックに表現しています。

タイトルトラックの “Into The Unknown” は本作で唯一6分超えの曲。テクニカルなリフや複雑な構成からプログレの色合いが感じられ、程よい緊張感があります。

Under The Spell” は明るい音色のメロディアスなギターソロで始まります。タイトルの割にさほどイーヴルな雰囲気はなく、曲調はむしろポジティヴに感じられます。

Deadtime” は3分15秒の短い曲。サビの歌メロが印象的です。

Holy Water” はヘヴィさもありつつハードロック的な軽快なノリも感じられる曲。

本編ラストを飾る “Kutulu (The Mad Arab, Part II)” は前作「TIME」に収録されている “The Mad Arab” のパート2。アメリカの作家であるH.P.Lovecraftによって生み出された架空の人物、アブドゥル・アルハザードについて歌われている曲で、アラブ音楽風のメロディが怪しくマッチしています。

The Ripper” は日本盤ボーナストラックで、JUDAS PRIESTのカヴァー曲。ロブ・ハルフォードキング・ダイアモンドはハイトーンヴォイスが大きな魅力であるという点で共通しており、このカヴァーも違和感なくかっこいいです。

本作は全体的にミドルテンポの楽曲が目立ち、相変わらず惹かれるリフはあるもののMERCYFUL FATEの持つ邪悪さやホラー要素、クセの強さは薄めという印象です。

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