<収録曲>
1. Blackened
2. …And Justice For All
3. Eye Of The Beholder
4. One
5. The Shortest Straw
6. Harvester Of Sorrow
7. The Frayed Ends Of Sanity
8. To Live Is To Die
9. Dyers Eve
10. The Prince
<収録曲>
Disc 1:…AND JUSTICE FOR ALL REMASTERED
1. Blackened
2. …And Justice For All
3. Eye Of The Beholder
4. One
5. The Shortest Straw
6. Harvester Of Sorrow
7. The Frayed Ends Of Sanity
8. To Live Is To Die
9. Dyers Eve
Disc 2:DEMOS & ROUGH MIXES
1. Blackened (Demo)
2. …And Justice For All (Writing In Progress)
3. Eye Of The Beholder (Writing In Progress)
4. One (Rough Mix)
5. The Shortest Straw (Writing In Progress)
6. Harvester Of Sorrow (Rough Mix)
7. The Frayed Ends Of Sanity (Demo)
8. To Live Is To Die (Rough Mix)
9. Dyers Eve (Demo)
Disc 3:LIVE FROM THE DAMAGED JUSTICE TOUR
1. Blackened
2. For Whom The Bell Tolls
3. Welcome Home (Sanitarium)
4. Leper Messiah
5. Harvester Of Sorrow
6. Eye Of The Beholder
7. Seek & Destroy
8. Creeping Death
9. One
10. …And Justice For All
11. Whiplash
12. Breadfan
<ラインナップ>
James Hetfield / Vocals, Guitars
Lars Ulrich / Drums
Kirk Hammett / Guitars
Jason Newsted / Bass
<レビュー>
メタル界最強のモンスター・バンド、メタリカの4thアルバム。
1988年リリース。
ツアー中に事故で亡くなったクリフ・バートンの代わりに元FLOTSAM AND JETSAMのジェイソン・ニューステッドが加入。
ドラムの音がチープ、ベースの音が聴こえないといったマイナス点や、プログレ化した(曲が長くなった)点が語られることの多いアルバムですが、楽曲は決して悪くありません。
オープニング・チューン “Blackened” はインパクトのあるイントロから始まり、疾走パート、ややテンポを落としたヘヴィなパート、ギターソロを含むインストパート、そして再び疾走パートという曲構成。”スラッシュ” と “ヘヴィネス” が上手くマッチした曲です。
このアルバムの私的ベスト・チューンはタイトルトラックの “…And Justice For All” です。9分半を超える大作で、変拍子、テンポチェンジ、複雑な曲構成ととっつきにくさはあるかもしれませんが、繰り返し聴いていくうちにハマっていきます。特に歌メロとリフがかっこいいです。
“One” は映画「ジョニーは戦場へ行った」(原題:Johnny Got His Gun)を基に作られた曲で、メタリカ初のミュージック・ビデオが制作されました。前半はダークでスローですが、中盤のインストパートから大きく雰囲気が変わります。リフの刻みとドラムの連打で疾走し、そこにギターソロが絡むドラマティックな展開。およそ7分半で劇的なまでに静と動を表現した曲です。
“The Shortest Straw” はリフとドラムが気持ち良い曲。歯切れの良いヴォーカル、ギターソロもGoodです。
“To Live Is To Die” は本作で唯一クリフ・バートンの名前がクレジットされている、10分近いインストナンバー。
“Dyers Eve” は本作で最も疾走感のある曲。噛みつくようなヴォーカル、スラッシーなリフ、勢いのあるドラム(バスドラ含む)、激しいギターソロ、絶妙な変拍子、と聴きどころが多いです。
“The Prince” は国内盤ボーナストラックでDIAMOND HEADのカヴァー。
ちなみに3枚組の方はDisc1がリマスター盤、Disc2がデモなどのレア音源、Disc3がライヴ盤です。
Disc1
ベースの音が聴こえるかが1番の注目点だと思いますが、期待しない方が良いと思います。
Disc3
1988年~1989年に行われた「Damaged Justice Tour」の音源です。音質はあまり良くありませんが、ライヴならではの速さ、荒々しさがかっこいいです。”Breadfan” はハードロックバンド、BUDGIEのカヴァー。
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