
ア・リーグ東地区は下記の5チームです。
ボルティモア・オリオールズ
ボストン・レッドソックス
ニューヨーク・ヤンキース
トロント・ブルージェイズ
タンパベイ・レイズ
1位 ヤンキース
★先発ローテーション予想
1. ゲリット・コール
2. カルロス・ロドン
3. マックス・フリード
4. ルイス・ヒル
5. クラーク・シュミット
ブレーブスからFAとなったマックス・フリードと、左投手史上最高額となる8年総額約331億円で契約を結びました。
上記5投手に加え、2年連続二桁勝利のマーカス・ストローマンが控えます。
なかなか良いローテーションが組めそうですが、エースのゲリット・コールに若干年齢的な衰えが感じられることと、カルロス・ロドンの昨シーズンの防御率が3.96とそれ程良くなかったことが懸念点でしょうか。
★ブルペン予想
デビン・ウィリアムズ(クローザー)
ルーク・ウィーバー(セットアップマン)
ジェイク・カズンズ
マーク・ライターJr.
イアン・ハミルトン
トレードでブルワーズからデビン・ウィリアムズ、レッズからフェルナンド・クルーズが移籍してきました。
また、レッズからウェーバーでオーウェン・ホワイトを獲得しました。
昨シーズンの終盤にクレイ・ホームズに代わってクローザーを務めたルーク・ウィーバーがセットアップマンになると思われます。なお、ホームズはFA後にメッツと契約を結びました。
上記の投手に加え、昨年4月に受けた右肘の手術からの復帰を目指すジョナサン・ロアイシガ、スコット・エフロス、J.T.ブルベイカーらが控えます。
★野手予想
1B. ポール・ゴールドシュミット
2B. DJ・ルメイヒュー
3B. ジャズ・チザムJr.
SS. アンソニー・ボルピ
LF. ジェイソン・ドミンゲス
CF. コディ・ベリンジャー
RF. アーロン・ジャッジ
C. オースティン・ウェルズ
DH. ジャンカルロ・スタントン
カージナルスからFAとなったポール・ゴールドシュミットと契約を結びました。
また、トレードでカブスからコディ・ベリンジャー、レッズからアレックス・ジャクソンが移籍してきました。
さらに、ロイヤルズからウェーバーでブレイデン・シューメイクを獲得しました。
フアン・ソトが抜けたのも大きいですが、グレイバー・トーレスが抜けた穴(リードオフマン&二塁手)をどのように埋めるかも注目したいと思います。セカンドとサードはDJ・ルメイヒュー、ジャズ・チザムJr.、オズワルド・カブレラの3選手でやりくりするのではないでしょうか。
先発:A-
ブルペン:A-
野手:B-
総合:B+
57.0ポイント
2位 レイズ
フロリダ州セントピーターズバーグにある本拠地のトロピカーナ・フィールドがハリケーンの被害を受けた為、2025年はフロリダ州タンパにあるジョージ・M・スタインブレナー・フィールドを暫定本拠地とします。スタインブレナー・フィールドはヤンキースのスプリングトレーニング用の球場であり、ヤンキース傘下のタンパ・ターポンズ及びフロリダ・コンプレックスリーグ・ヤンキースの本拠地でもあります。
両球場のグラウンドサイズ(左翼・中堅・右翼)にそれ程大きな差はありませんが、トロピカーナ・フィールドが屋内(ドーム)球場で人工芝が使われている一方、スタインブレナー・フィールドは屋外球場で天然芝という違いがあります。
慣れない本拠地がマイナスにならないことを願います。
★先発ローテーション予想
1. タージ・ブラッドリー
2. ライアン・ペピオ
3. シェーン・マクラナハン
4. シェーン・バズ
5. ザック・リテル
2023年8月にトミー・ジョン手術を受け、昨シーズンを全休したシェーン・マクラナハンがスプリングトレーニングに参加できる見込みです。
上記5投手に加え、2023年に右肘の手術を受け、昨年8月に復帰したドルー・ラスムッセン、トレードでアスレチックスから移籍してきたジョー・ボイル、オリックス・バファローズにも在籍していたジェイコブ・ワゲスパックが控えます。
★ブルペン予想
ピート・フェアバンクス(クローザー)
エドウィン・ウセタ(セットアップマン)
マヌエル・ロドリゲス
ギャレット・クリーヴィンジャー
ケビン・ケリー
上記5投手に加え、ハンター・ビギー、メイソン・モンゴメリー、トレードでタイガースから移籍してきたアレックス・ファエドらが控えます。
投手力はなかなか高いのではないでしょうか。
★野手予想
1B. ヤンディ・ディアス
2B. ブランドン・ラウ
3B. ジュニオール・カミネロ
SS. テイラー・ウォールズ
LF. クリストファー・モレル
CF. ジョニー・デルーカ
RF. ジョシュ・ラウ
C. ダニー・ジャンセン
DH. ジョナサン・アランダ
レッドソックからFAとなったダニー・ジャンセン、パドレスからFAとなったキム・ハソン、オリオールズからFAとなったエロイ・ヒメネスと契約を結びました。キムは昨年9月に肩の手術を受け、5月頃の復帰が見込まれています。
高い投手力に比べ、やや迫力に欠ける打線になるかもしれません。
ブランドン・ラウがフル出場できるか。そして昨シーズン成績を落としたクリストファー・モレルとジョシュ・ラウがどれだけ戻せるか。
先発:B+
ブルペン:A
野手:C
総合:B+
55.0ポイント
3位 オリオールズ
★先発ローテーション予想
1. ザック・エフリン
2. グレイソン・ロドリゲス
3. チャーリー・モートン
4. ディーン・クレマー
5. ケイド・ポビッチ
ブレーブスからFAとなったチャーリー・モートンと契約を結びました。
上記5選手に加え、トレバー・ロジャース、アルバート・スアレス、海外FA権を行使して読売ジャイアンツから移籍してきた菅野智之らが控えます。コービン・バーンズが抜けた穴を埋められるでしょうか。
なお、昨年6月に手術を受けたカイル・ブラディッシュとタイラー・ウェルズは2025年シーズン中盤~後半での復帰が見込まれています。
★ブルペン予想
フェリックス・バウティスタ(クローザー)
イェニエル・カノ(セットアップマン)
セランソニー・ドミンゲス
アンドリュー・キットレッジ
キーガン・エイキン
クローザーのフェリックス・バウティスタがトミー・ジョン手術から復帰します。
また、カージナルスからFAとなったアンドリュー・キットレッジと契約を結びました。
上記5選手に加え、シオネル・ペレス、グレゴリー・ソト、コリン・セルビーが控えます。
★野手予想
1B. ライアン・マウントキャッスル
2B. ジョーダン・ウェストバーグ
3B. ラモン・ウリアス
SS. ガナー・ヘンダーソン
LF. コルトン・カウザー
CF. セドリック・マリンズ
RF. タイラー・オニール
C. アドリー・ラッチマン
DH. ライアン・オハーン
長距離砲のアンソニー・サンタンダーがFAとなりましたが、代わりにレッドソックスからFAとなったタイラー・オニールと契約を結びました。
本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズの左翼フェンス再改修により、右バッターの本塁打数が増えるかもしれません。
先発:B-
ブルペン:B+
野手:B+
総合:B
53.9ポイント
4位 ブルージェイズ
★先発ローテーション予想
1. ケビン・ゴーズマン
2. ホセ・ベリオス
3. クリス・バシット
4. ボウデン・フランシス
5. マックス・シャーザー
レンジャーズからFAとなった40歳のベテラン、マックス・シャーザーと契約を結びました。昨シーズンはケガのため、9試合のみの登板でした。
上記5投手に加え、中日ドラゴンズにも在籍していたジャリエル・ロドリゲスが控えます。
アレク・マノアーは昨年6月にトミー・ジョン手術を受けたため、今シーズンの復帰は期待しない方が良さそうです。
★ブルペン予想
ジェフ・ホフマン(クローザー)
チャド・グリーン(セットアップマン)
エリック・スワンソン
ブレンドン・リトル
イミ・ガルシア
フィリーズからFAとなったジェフ・ホフマンをクローザーとして迎えます。オリオールズとブレーブスはフィジカルチェック(身体検査)をパスできなかったことを理由に、ホフマンとの契約を白紙にしました。右肩の状態に懸念を示したようですが、何事もないことを願います。
また、昨年7月にトレードでブルージェイズからマリナーズに移籍し、その後FAとなったイミ・ガルシアと再契約を結びました。
上記5選手に加え、ガーディアンズからトレードで移籍してきたニック・サンドリンや、ライアン・バーらが控えます。
★野手予想
1B. ブラディミール・ゲレロJr.
2B. アンドレス・ヒメネス
3B. アーニー・クレメント
SS. ボー・ビシェット
LF. ジョーイ・ロペルフィド
CF. ドールトン・バーショー
RF. ジョージ・スプリンガー
C. アレハンドロ・カーク
DH. アンソニー・サンタンダー
オリオールズからFAとなった長距離砲、アンソニー・サンタンダーと契約を結びました。
また、アンドレス・ヒメネスがガーディアンズからトレードで移籍してきました。
ドールトン・バーショーは昨年9月に受けた肩の手術の影響で、開幕に間に合わない可能性があります。
昨シーズン不振と負傷に見舞われたボー・ビシェットの復活なるか。
先発:B
ブルペン:B+
野手:B-
総合:B
52.6ポイント
5位 レッドソックス
★先発ローテーション予想
1. ギャレット・クロシェ
2. タナー・ハウク
3. ルーカス・ジオリト
4. ブライアン・ベイオ
5. ウォーカー・ビューラー
ギャレット・クロシェがトレードでホワイトソックスから移籍してきました。
また、ドジャースからFAとなったウォーカー・ビューラー、エンゼルスからFAとなったパトリック・サンドバルと契約を結びました。
さらに、昨年3月に右肘の手術を受け、シーズン全休となったルーカス・ジオリトが復帰します。
上記5投手に加え、カッター・クロフォードが控えます。
サンドバルは昨年6月に左肘のトミー・ジョン手術を受けましたので、今シーズンは期待しない方が良いでしょう。
6人ローテーションを検討しているという話もありますが、果たしてどうなるでしょうか。
★ブルペン予想
リアム・ヘンドリックス(クローザー)
ジャスティン・スレイトン(セットアップマン)
アロルディス・チャップマン(セットアップマン)
グレッグ・ワイサート
ジョシュ・ウィンコウスキー
クローザーのケンリー・ジャンセンがFAになり、代わりにパイレーツからFAとなったアロルディス・チャップマンと契約を結びました。
また、レッズからFAとなったジャスティン・ウィルソンとも契約を結びました。
ホワイトソックス時代にクローザーを務めていたリアム・ヘンドリックスですが、2023年に癌の手術を受け、同年復帰するもトミー・ジョン手術を受けることになり、昨シーズンまで全休となりました。今シーズンはクローザーとして復帰できるか楽しみです。もし無理そうならジャスティン・スレイトンかチャップマンがクローザーを務めると思われます。
上記5投手に加え、ブレナン・ベルナルディーノ、ギャレット・ウィットロック、ルイス・ゲレロらが控えます。
★野手予想
1B. トリストン・カサス
2B. ロミー・ゴンザレス
3B. ラファエル・デバース
SS. トレバー・ストーリー
LF. ジャレン・デュラン
CF. セダン・ラファエラ
RF. ウィルヤー・アブレイユ
C. コナー・ウォン
DH. 吉田正尚
トレードでヤンキースからカルロス・ナルバエス、ジャイアンツからブレイク・セイボルが移籍してきました。両選手ともキャッチャーです。
ケガで昨シーズンフル出場できなかったトリストン・カサスとトレバー・ストーリーの活躍が望まれます。
セカンドはロミー・ゴンザレスとデイビッド・ハミルトンの併用でしょうか。
昨年10月に右肩の手術を受けた吉田正尚ですが、万全の状態なら打率3割超えも十分可能なはず!
先発:B
ブルペン:B-
野手:B+
総合:B
52.2ポイント











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