冬の札幌と言えば藤原喜明
は置いといて、今年の札幌2連戦で気になった試合について
2.23
第5試合 IWGP女子選手権試合
<王者>岩谷麻優 vs 白川未奈<挑戦者>
度々「世界」を口にしてきた白川未奈ならワンチャンあるかと思っていたが、まだ岩谷麻優でいくようだ。
IWGP女子は新日本プロレスが管理しているタイトルで、新日ファンの前で試合が行われることも少なくない。
スターダムのアイコンである岩谷麻優がこのベルトを持っている方が、IWGP女子の格が上がると判断したのだろう。
第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権
<王者>エル・デスペラード vs SHO<挑戦者>
SHOが負けたらSTRONG STYLE(デスペラードが所属していたユニット。先日解散)入りすることを条件に挑戦を受けたこの試合。
お約束の介入・反則、最後はリングアウトでSHOが新チャンピオンになった。
素人の憶測に過ぎないが、このベルト、デスペラード→マスター・ワトの流れだったのではないか。
しかしマスター・ワトが左膝前十字靱帯断裂という大ケガにより長期離脱を余儀なくされた。
そこでデスペラード→SHO→YOHの流れに方向転換したのではないか、と見ている。
第8試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合
<王者>棚橋弘至 vs マット・リドル<挑戦者>
第9試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合
<王者>デビッド・フィンレー vs ニック・ネメス<挑戦者>
第8&9試合はWWEをクビになったマット・リドルとニック・ネメスが1発で戴冠。
MLBをクビになった選手がNPB1年目でホームラン王になった、みたいな。
まあそこまでではないにしても、純粋なプロレスファンが見たら「日本のプロレスよりアメリカのプロレスの方が上なんだ」と思ってしまいそうな結果だ。
え?実際アメリカのプロレスの方が上ですって?
それと棚橋がこの試合でケガしたって。
ニック・ネメスがIWGP GLOBALヘビーの次期挑戦者に棚橋を指名して、棚橋もOKしたみたいだけど、もうタイトル戦線には絡まない方がいいよ。
前座でやりましょ。
2.24
第8試合 敗者髪切りマッチ
辻陽太 vs 上村優也
さすがに辻を負けさせることはないと思っていたが、時間切れ引き分けにせず、潔く上村に髪を切らせたあたりは評価しよう。
私なら思い切って辻にIWGP世界ヘビーのベルトを獲らせるけどな~。
第9試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合
<王者>内藤哲也 vs SANADA<挑戦者>
SANADAが勝つと予想していた人はほとんどいないだろう。
なんでこの試合を組んだのか。
人材不足も甚だしい。
早く辻にベルトを巻かせよう!