新日本プロレス SUPER Jr. TAG LEAGUE 2025 予想

ハヤブサプロレス 2025年

SUPER Jr. TAG LEAGUE 2025の出場チームが発表されたので予想してみます。

<大会規定>
・公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。
・全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両チーム1点、無効試合は両チーム0点とする。
・11月2日(日)岐阜大会において、両ブロック1位が時間無制限1本勝負で優勝決定戦を行う。
・1位チームが同点の場合は、リーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。

今回予想するにあたって1つのポイントとなったのは、現時点でDOUKIがIWGPジュニアヘビーとIWGPジュニアタッグの二冠王者であるということです。
1.4でタイトルマッチを増やすためには、今年中にどちらかのベルトを剥がす必要があります(ダブルヘッダーという荒技もありますが、東京ドームでDOUKIにタイトルマッチ2試合やらせることはないでしょう)
来年の1.4は棚橋弘至の引退試合ウルフ・アロンのデビュー戦もあるので、DOUKIが二冠王者であることを理由にIWGPジュニアタッグ戦を行わない可能性もゼロではありませんが、一応SUPER Jr. TAG LEAGUEの優勝チームが1.4でIWGPジュニアタッグに挑戦するというのが例年の流れです。
そして、ここ10年以上11月もしくは12月にIWGPジュニアタッグのベルトの移動はないということから、今大会の優勝チームが来年の1.4で現IWGPジュニアタッグチャンピオンのSHO&DOUKIに挑戦する、という前提で予想します。

では、AブロックとBブロックに分けて予想していきたいと思います。

☆Aブロック

田口隆祐&ドラゴン・ダイヤ
昨年に続き2年連続出場。ドラゴン・ダイヤはBEST OF THE SUPER Jr.にも2年連続出場しています。新日としてはある程度評価しているのかもしれませんが、最近の新日は公式戦において他団体の選手に塩対応の傾向があります。よって優勝はなしと予想。

YOH&マスター・ワト
Aブロックで最も可能性が高いのがこのチームではないでしょうか。Aブロック最終戦でSHO&DOUKIとの試合が組まれています。今年既に同一カードが2度組まれており、YOH&ワトが2連敗。ここでリベンジを果たしてブロック突破と予想します。しかし、今大会で今年3度目の対戦という時点で食傷気味、優勝してリマッチとなれば4度目の対戦。これはさすがにやり過ぎでしょう。ということで優勝はなしと予想。

高橋ヒロム&外道
外道の優勝は考えられません

クラーク・コナーズ&永井大貴
永井大貴の優勝も考えられません

テンプラリオ&ジェイコブ・オースティン・ヤング
テンプラリオは現在STRONG無差別級タッグのベルトを持っており、IWGPジュニアタッグのベルトまで持たせる必要性は感じられません。仮に今大会で優勝してもその先のタイトルマッチの結果が分かりやすくなってしまうので優勝はなしと予想。

SHO&DOUKI
今大会の優勝チームがIWGPジュニアタッグに挑戦することを考えて、現チャンピオンのSHO&DOUKIの優勝はなしと予想。

☆Bブロック

エル・デスペラード&KUUKAI
仮に新日がフリーのKUUKAIを欲しいと思っているとしても、10.11にSHO&DOUKIの持つIWGPジュニアタッグのベルトに挑戦させたばかりで、さらにSUPER Jr. TAG LEAGUE優勝&IWGPジュニアタッグ再挑戦では待遇が良すぎます。よって優勝はなしと予想。

タイガーマスク&YAMATO
2026年7月に引退することを表明した4代目タイガーマスク。引退半年前にベルトは持たせないだろうと思いますので、仮に優勝してもその先のタイトルマッチの結果が分かりやすくなってしまいます。よって優勝はなしと予想。1.4でベルトに挑戦するタイガーマスクを見てみたい気もしますが。

KUSHIDA&吉岡勇紀
棚橋弘至からハイフライフローを継承した吉岡勇紀。棚橋からすれば高校の後輩である吉岡勇紀に良い思いをさせてやりたいでしょうが、新日初参戦でSUPER Jr. TAG LEAGUE優勝はやり過ぎだろう。ということで優勝はなしと予想。

ロビー・イーグルス&藤田晃生
石森太二&ロビー・エックス
Bブロック最終戦でこの2チームの試合が組まれています。両チームは今年の4.4にIWGPジュニアタッグ選手権試合を行っており、当時チャンピオンだったロビー・イーグルス&藤田晃生が勝利しています。今回はその時のリベンジを果たし、石森太二&ロビー・エックスがブロック突破と予想します。

金丸義信&ディック東郷
現チャンピオンがH.O.TのSHO&DOUKIなので優勝はなしと予想。

というわけで

Aブロック:YOH&マスター・ワト
Bブロック:石森太二&ロビー・エックス

そして優勝は

石森太二&ロビー・エックス

でどうでしょうか。

一応SHO&DOUKIがAブロック1位になるパターンも考えました。
① SHO&DOUKIが優勝して、リーグ戦(ブロック予選)でSHO&DOUKIに勝ったチームと1.4でリマッチ
② SHO&DOUKIがAブロックを突破して、Bブロック1位のチームに敗れ、1.4でリマッチ
③ SHO&DOUKIがAブロックを突破して、Bブロック1位のチームとIWGPジュニアタッグのベルトを懸けて優勝決定戦を行う

③はNOAHが2024年のN-1 VICTORYでやったパターンです。DOUKIからベルトを剥がすには都合が良いですが、かなり裏技的な上、新日がNOAHの真似をするようなことはしないでしょう。

あとはDRAGONGATEの選手が3人もいて誰も優勝決定戦に残さないだろうか、なんてことも考えました。
近年は最後まで複数の選手(チーム)に勝ち抜けの可能性を残すややこしい星取にすることが多いですが、今回もそうなるでしょうか。
あと1.4のタイトルマッチをしょーもない4WAYマッチなんかにしないで欲しいな~。

☆結果
Aブロック:SHO&DOUKI
Bブロック:石森太二&ロビー・エックス

優勝:SHO&DOUKI

今回「チャンピオンは優勝しない」というお約束を破ってきました。しかも全勝優勝は完全に予想外でした。ただ、お約束を破るのはマンネリ打破という点においてもウェルカムですが、SHO&DOUKIでは説得力がないので個人的には残念な結果です。

1.4の相手が誰になるのかまだ分かりませんが、全勝優勝したため今大会で対戦していないチームになりそうです。AEWやCMLLなど、海外のタッグチームかもしれません。また、IWGPジュニアタッグ戦を行わない可能性も若干ながら高まったかなと思います。

それと↑の星取表を見てもお分かりの通り、今回は必要以上にややこしくせず、概ね実力通りの結果としたのは良かったと思います。これについては特に文句を言うファンもいないのではないでしょうか。

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