2024年6月16日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
NEW JAPAN SOUL 2024
IWGPジュニアヘビー級選手権試合 金網マッチ
<王者>SHO vs エル・デスペラード<挑戦者>
金網にしたってH.O.Tの介入はあることは分かっていたし、結果も見えていた。
試合内容も解説席の矢野通とEVILのやり取りの方が面白かったぐらいだ。
会社として「乱入や介入の阻止」という指針を掲げた以上、H.O.Tの処し方は考えなければいけない。私としてはこの試合が折り返し点だと思っている。ここからは弱体化~解散に向けてのアングルを進めていくべきだろう。
新チャンピオンのデスペラードが次期挑戦者に指名したのは、BEST OF THE SUPER Jr. 31の準決勝で戦ったばかりのDOUKI。
その試合はデスペラードが勝って決勝に進出したが、約2週間という短期間でのリマッチが実現。既にその試合も終わっているので書いてしまうけど、DOUKIがベルトを巻いた。
どんなアングルなのか分からないが、新日ジュニアの人材不足が甚だしい現状、無理してDOUKIに獲らせる必要はあるのか?DOUKIは決して悪い選手ではないけど、新日ジュニアの最高峰であるIWGPジュニアヘビーのベルトを持つには説得力に欠ける。
「ベルトの価値向上」を掲げるなら、BEST OF THE SUPER Jr. 31でデスペラードが負けたTJPやケビン・ナイト、ティタン、それから別ブロックで石森太二とDOUKIに勝ったKUSHIDA、フランシスコ・アキラ、ドリラ・モロニーなどを相手に防衛を重ね、マスター・ワトが復帰してくるまでデスペラードが保持していた方が良かったと思うけど。
※後にデスペラードが左ヒザ半月板の手術のためにしばらく欠場することを発表した。
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IWGPジュニアタッグ選手権試合
<王者組>ドリラ・モロニー&クラーク・コナーズ vs 藤田晃生&ロビー・イーグルス<挑戦者組>
チャンピオンチームが3度目の防衛。しかしBULLET CLUB WAR DOGSコンビにジュニアらしい華やかさはなく、突出した強さも感じない。時期尚早なのは分かっているけど、人材不足とマンネリ化を解消するためにも早く藤田晃生にベルトを巻かせて格上げするべきだろう。