G1 CLIMAX 34
2024年8月3日 大阪・大和大学 大和アリーナ
Aブロック公式戦
鷹木信悟 vs ザック・セイバーJr.
ザックといえばテクニックだが、私がザックを評価しているのは気の強さだ。それは一線を越えることも辞さないような気性、つまりケンカ・潰し合いになっても引かないような気の強さだ。
鷹木は真っ向からのぶつかり合いを得意とするパワーファイターで、ザックとやれば良い試合にはなる。が、ザックが最も光るのはそういう選手との試合ではなく、緊張感のある試合だと思っている。
既に今年のG1は終了し、結果は出ているので書いてしまうが、優勝したザックは10.14両国国技館において、内藤の持つIWGP世界ヘビーに挑戦すると表明した。
これは1.4のメインが内藤 vs ザックでは弱い(客を呼べない)と判断したためかどうかは分からないが、内藤 vs ザックとなればテクニック重視の試合になる。正直熱気を感じる試合ではない。それは今年の1.4で組まれたSANADA vs 内藤戦でも分かるだろう。
では、どうするか。
私なら10.14でザックにベルトを獲らせ、1.4のメインでザック vs 柴田勝頼を組む。これなら客も呼べるし、緊張感のある試合が期待できる。
ただ、どういった経緯で柴田が新日を辞め、AEWに移籍したのかは知らない。もし新日が硬膜下血腫を発症した点を懸念して柴田を使うことを逡巡したことが移籍理由なら、少なくとも新日のリングではこのカードは組まれないかもしれない。組んでしまえば、自分たちが下した決定を覆すことになるし、AEWでの様子を見て大丈夫そうだと判断したなら、大きなリスクをAEWに負わせて、おいしいところだけ持っていったと非難される恐れもある。
新日がどういったアングルを描いているのか、楽しみに待とう。
2024年8月4日 愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
Bブロック公式戦
辻陽太 vs 成田蓮
成田が柴田スタイルで順調に成長していたら面白かったのになぁ。こればっかりは気性の問題だから仕方ないけど。
2024年8月6日 東京・後楽園ホール
Aブロック公式戦
海野翔太 vs 内藤哲也
IWGP世界ヘビー級チャンピオン=新日のトップと、本隊のエースの試合がこれだもんなぁ。
2024年8月7日 東京・後楽園ホール
Bブロック公式戦
後藤洋央紀 vs デビッド・フィンレー
後藤もG1出場は今年で最後かなぁ。昇天・改は私のフェイバリットだから、いつまでも見ていたいが。
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