G1 CLIMAX 34
2024年8月7日 東京・後楽園ホール
Bブロック公式戦
ボルチン・オレッグ vs ジェフ・コブ
レスリング出身の両者。ジェフ・コブはオリンピックに出場した経験を持つ。どちらも怪物級の選手だが、ジェフ・コブはその場飛びのムーンサルトを繰り出すなど、パワーに加え身体能力も高い。一方ボルチン・オレッグはジェフ・コブよりスピード感はあるものの、まだパワー以外のアピールポイントは乏しい。中西学に近いタイプかな。
試合結果はジェフ・コブの勝ち。
新日はボルチン・オレッグをやや強引に格上げしているが、個人的には好きなタイプの選手ではない。良くも悪くも優等生の印象で、プロレスラーとしては魅力に欠ける。とはいえ、まだプロレスラーになって2年ほどしか経っていない。素質は抜群なだけに殻を破れれば面白い。
2024年8月10日 宮城・ゼビオアリーナ仙台
Bブロック公式戦
辻陽太 vs 上村優也
この試合に勝利した上村だが、右腕を負傷しリーグ最終戦を欠場することになった。
後に上腕三頭筋断裂、全治6ヶ月、復帰時期未定と発表された。
上村はG1期間中やたらストロングスタイルを口にしていたが、正直上村にストロングスタイルを感じた人がどれだけいるか。ケガによる長期離脱は残念だが、復帰後は大きなインパクトを残すチャンスでもある。ぜひ我々新日ファンに「ストロングスタイル=上村優也」を印象付けるような闘いを見せて欲しい。
2024年8月15日 千葉・幕張メッセ 国際展示場9ホール
優勝決定トーナメント・ファーストステージ
辻陽太 vs KONOSUKE TAKESHITA
体の大きさ、身体能力の高さ、上を目指す貪欲さ。まさに「ライバル」という言葉が似合う2人の試合。リーグ戦の初戦で竹下が辻に勝っていたので、今回の結果はほとんどの人が予想していた通りだっただろう。肝心の試合内容だがほぼ互角。ただ、辻のフィニッシャーであるジーンブラスターにあまり説得力を感じないので、新たなフィニッシャーを用意して欲しい。体格を生かしたパワーボム系なんか良いと思うけど。BTボムとか。
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