ワールドプロレスリング 2025年1月19日放送

ハヤブサプロレス 2025年

2025年1月4日 WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム
2025年1月5日 WRESTLE DYNASTY

2025年1月4日 東京・東京ドーム
IWGP GLOBALヘビー級選手権試合
<王者>デビッド・フィンレー vs 辻陽太<挑戦者>

昨年のG1で連敗を喫した辻を防衛戦の相手に指名したフィンレー。リベンジを果たすべく、持ち前のパワー、スタミナ、荒々しいファイトで辻を追い込んだが、フォスベリー・フロップ(背面跳び式プランチャ)やマーロウクラッシュを見せるなど、身体能力の高さで対抗。最後はパワーボムからジーンブラスターで辻が3カウントを奪い、初のシングルの、しかもIWGPを冠するタイトルの獲得となった。
良い試合だったが、これからの辻にまず望みたいのはジーンブラスターより説得力のあるフィニッシャーだ。ジーンブラスターがカウンターで返されることも増えてきたからそろそろだろう。
なお、翌日1.5ではAEWのジャック・ペリーを相手に初防衛に成功。

2025年1月5日 東京・東京ドーム
IWGP世界ヘビー級選手権試合
<王者>ザック・セイバーJr. vs リコシェ<挑戦者>

前日に海野翔太の挑戦を退け、IWGP世界ヘビー級のベルトを防衛したテクニカル・レスラー、ザック。対するは、ダブル・ローテーション・ムーンサルト・プレスという驚愕の空中技で度肝を抜かれた世界的ハイフライヤーのリコシェ。まるでタイプの違う2人だが対戦は何度もしている。
試合開始早々、トペ・スイシーダ、サスケスペシャル、スワンダイブ450°スプラッシュと得意の空中技で主導権を握るリコシェ。一方のザックも得意のサブミッションや雪崩式ザックドライバーで反撃。リコシェはその後シューティングスタープレスを決めるが、630°スプラッシュはザックがかわし、セイバードライバー(旋回式ザックドライバー)へ。リコシェは辛うじて肩を上げるも、最後はザックがグラウンドに持ち込み、クラーキー・キャットでギブアップを奪った。これでザックは4度目の防衛に成功。
結果こそ大半の方が読めていたと思うが、それぞれ得意のファイトスタイルが明確で分かりやすく、どちらが流れを掴むのかという面白さのある試合だったと思う。
なお、次の防衛戦は2.11大阪、対後藤洋央紀。

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