2025年1月5日 東京ドーム WRESTLE DYNASTY
NEVER無差別級&AEWインターナショナルダブル選手権
<王者>KONOSUKE TAKESHITA vs 石井智宏<挑戦者>
前日の1.4で鷹木信悟を破り二冠に輝いた竹下に、”名勝負製造機” 石井智宏が挑んだ一戦。
とてつもないパワーとスケール感で観客を沸かせる竹下に対し、エルボー、頭突き、ラリアットといつもの武骨なファイトスタイルに加え、雪崩式フランケンシュタイナーという新たな引き出しを開けてみせた石井。石井の師匠でもある天龍源一郎が武藤敬司を相手に雪崩式フランケンシュタイナーを繰り出したのを思い出す。
最後まで力と意地のぶつかり合いを見せた両者だが、ラストは強烈なエルボーからレイジングファイヤー(旋回式ファルコンアロー)で竹下が初防衛を果たした。
13分半という決して長くない試合でもこれだけ良い試合を見せられる。竹下も石井も素晴らしい選手だ。
第106代IWGPタッグ王者チーム決定戦3WAYマッチ
グレート-O-カーン&ジェフ・コブ vs 高橋ヒロム&内藤哲也 vs ニコラス・ジャクソン&マシュー・ジャクソン
前王者組グレート-O-カーン&HENAREがHENAREの負傷によりベルトを返上。空位となったIWGPタッグ王座を争った3WAYマッチ。
O-カーンが新たにジェフ・コブをパートナーにして再び戴冠を狙うUNITED EMPIRE組。内藤・ヒロムの師弟コンビ。そして、かつて新日本のリングで戦い、2018年には第80代IWGPタッグチャンピオンにも輝いている現AEW所属のヤングバックス。
ジェフ・コブが高い身体能力を見せれば、ヤングバックスは息の合ったコンビネーションを披露。内藤・ヒロム組も昨年優勝したWORLD TAG LEAGUEで培ったタッグワークで対抗し、目まぐるしい主導権争いが展開された。
最後はニコラス・ジャクソンが場外のコブとヒロムにラ・ケブラーダを見舞い、誰もカットできない状況にしてから合体技のトニー・カーン・ドライバー(メルツァー・ドライバー)。ヤングバックスがO-カーンから3カウントを奪って新チャンピオンとなった。
ヤングバックスにそう長い期間ベルトを持たせておくことはないと思うが、抜群のコンビネーションと飛び技を使えるタッグチームは良い。








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