内藤哲也 退団後ロングインタビュー “制御不能な旅立ち”
5月16日 都内 新日本退団から12日後
新日本退団後の想いを独白
まだ実感が湧かない
眼の手術もしたし、膝の治療も始めた
1か月ぐらいは治療に専念したい
辞めますって言うその1秒前まで自分が辞めると思ってなかった
今までこだわってきた新日本プロレス
そしてホームである広島大会
新日本プロレスのレスラーとして迎える広島大会はこれが最後かなと思ったら
自然と涙が出てきてしまった
やっぱり新日本プロレスが大好き
心に残る場面はEVILを初登場させた時
試合当日もそうだし、あの1か月ぐらいはすごく印象に残っている
考えていることが全部当たっていくと
今の俺なら何やってもきっと大丈夫なんだろうなって
一種、無敵状態な感覚だった
ファンの支持を集めた理由
それは俺が一番の新日本プロレスファンだからじゃないか
長年新日本プロレスを観てきてよかった
武藤敬司は同じ団体にいることはなかったけど
プロレスを好きになったきっかけの人だし、特別な存在だった
武藤選手が新日本プロレスを退団した時、Tシャツとかグッズを捨てた
プロレスラーになろうと思ったのは棚橋選手がいたから
棚橋選手の第1試合を観たくて地方大会も観に行くようになった
相手側に棚橋選手が立っているだけでワクワクしてしまう
やっぱり俺にとって特別な存在だし、光って見えていた
アニマル浜口ジムに入ってから一番最初に敵視したというか
コイツには絶対負けたくないと思ったのが鷹木信悟だった
その気持ちはいまだに変わらない
オカダ・カズチカ同様、鷹木信悟も俺にとって嫉妬の対象
辻陽太は歳もキャリアも随分下だけどすごく頼りになる存在
新世代と呼ばれている選手達の中で一つ抜けているような気がする
これからの新日本プロレスは陽太にかかってるんじゃないかなと思う
彼の成長が楽しみ
高橋ヒロムには「もし仮に弟ができたらああいう感じなんだろうな」というのはすごく感じる
2010年、毎日のように道場でプロレスを教えていたあの日々が間違いじゃなかったんだなというのを、彼の存在自体が証明してくれているので、それは嬉しいし誇らしい
彼はもう今、新日本プロレスの顔
BUSHIのことはすごく信頼している
今回別についてきてくれよと言ったわけじゃないけど、こうやってついてきてくれたことは嬉しかった
「BUSHIがいるから大丈夫かな」と思えてる自分もいるので、彼にはものすごく感謝している
内藤ってこんなに大事だったんだ、重要な人物だったんだなってみんなが思ってくれることがすごく楽しみ
新日本プロレスに入って、新日本プロレスのレスラーとしてデビューしてよかったし、新日本プロレスを選んだ自分の選択に後悔はない
なんか引退するみたいになってるけど引退するわけじゃない
またきっとどこかで会う
それは一体いつなのか
その答えはもちろん
トランキーロ!
あっせんなよ
またお会いできるその日までアディオス














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