2025年8月17日 東京・有明アリーナ G1 CLIMAX 35 優勝決定戦
EVIL vs KONOSUKE TAKESHITA
Aブロックを1位通過し、準決勝では優勝候補の一角、辻陽太を破って優勝決定戦に駒を進めたH.O.TのリーダーEVIL
対するはBブロックを3位で通過し、その後のトーナメントでデビッド・フィンレー、ザック・セイバーJr.という強豪外国人選手を破って勝ち上がってきたKONOSUKE TAKESHITA
ヒールながら新日生え抜きのEVILがG1初制覇を果たすのか、それとも新日とも契約してはいるものの “外敵” と見られる竹下が真夏の祭典を制すのか。
竹下はロッキー・ロメロ、EVILはH.O.Tのメンバーを伴って入場したが、両者ともにセコンドをフェンスの外に出して試合開始のゴング。フェンスの外に出したところで何の意味もないことは多くのファンが分かっている。そして相変わらず無駄なアクションが多いレッドシューズ海野が目障りだ。
開始早々H.O.Tの介入。メンバーが場外で竹下をボコっている間にディック東郷がG1のトロフィーをEVILに手渡し、EVILは高々とトロフィーを掲げる。
序盤から観客の負の感情を煽りまくる。
今回、特別解説として蝶野正洋が放送席に座っていたが、G1といえば蝶野。EVILはSTFを決めるなど、蝶野ムーブを見せた。この辺りはEVILの表現力の高さと言えるだろう。
一方、EVILの鼻を掴んでブーイングを受けた竹下だが、基本はいつも通りスケールの大きいプロレス。H.O.Tの人海戦術に苦しむが、力で蹴散らし観客を沸かせる。
さらにPlus UltraでEVILを絞め上げる竹下だが、ここでも成田蓮が介入しEVILを救う。しかし今度はザック・セイバーJr.が成田を排除。これで新日本プロレス劇団によるH.O.T劇場の幕は降り、1対1の状況となった。
人でなしドライバーからジャーマンスープレックスホイップを見舞う竹下だが、EVILも意地を見せラリアットの相打ちで両者ダウン。
その後、EVILは裏EVIL、Scorpion Deathlock、そして竹下のお株を奪うような強烈なエルボーで攻め立てるが、竹下はEVILのバックから股の間に両腕を入れて抱え上げ、そのまま後ろに投げる変型ジャーマンスープレックスホールドで流れを引き戻す。それでもEVILは急所攻撃からラリアットを決め、さらにトドメとばかりにEVILを狙うが、竹下が逆さ押さえ込みで切り返しラストライドからのワガママ。しかしEVILがワガママを受け止めるとエルボーの相打ち。最後は打撃の打ち合いを制した竹下がレイジングファイヤーを決めて3カウントを奪った。
前半はいつも通りのお遊戯会で、後半は一進一退の白熱した攻防を見せる展開だった。
開幕前の予想から辻か竹下の優勝が濃厚だった中で、優勝決定戦の相手に残ったのがEVILだった。大半は竹下優勝を予想していたと思うが、これまでH.O.Tを野放しにしてきた新日なら、外敵竹下ではなくEVILを優勝させる可能性もあるかも、と考えたファンもいるだろう。安易に辻対竹下の決勝にせず、ファンの疑心暗鬼を利用した点は評価しても良いのではないだろうか。
↓メルカリの「新日本プロレス」検索結果ページ
↓駿河屋の「新日本プロレス」検索結果ページ





