ワールドプロレスリング 2025年10月12日放送

ハヤブサプロレス 2025年

2025年9月28日 兵庫・神戸ワールド記念ホール DESTRUCTION in KOBE

IWGP世界ヘビー級選手権試合
<王者>ザック・セイバーJr. vs 成田蓮<挑戦者>

本来なら噛み合う相手だと思うが、ストロングスタイルを継承できなかった成田では物足りない試合になった。いわゆる令和闘魂三銃士の中では最も成田に期待していたが、気質が分かっていくに従っていかりや長介ばりに「だめだこりゃ」となった。ザックの打撃を受けてたいした反撃もできない。新世代と言われる新日の選手はこんなんばっかりだ。

結果は言うまでもないが、ザックが2度目の防衛に成功。次は竹下戦だ。
少し地味だが痛みが伝わるようなファイトスタイルのザック、細かい技術よりもスケールの大きさを見せる竹下。技術かパワーか、お互いの強みは分かりやすいが、個人的にはこの両者の試合はあまり噛み合わないと感じている。その理由はスタイルが対極にあるからだと思う。
例えばスタイルが違う武藤敬司対高田延彦の試合が名勝負になったのは、いずれも新日本プロレスの出身であり、ストロングスタイルを基礎としているからだ。つまり表面上のスタイルは違えど根っこは同じで、お互いが相手のスタイルに合わせられたということ(もちろん新日対Uインターの対抗戦には緊張感があったことが1番だが)。
一方、ザックと竹下はいずれも出自が異なり、ザックにはパワー重視のスケールの大きなプロレスはできず、竹下にはハイレベルなグラウンドの攻防ができない。そのためお互いが得意の土俵で戦わざるを得ず、私には噛み合わないと感じられてしまうのだ。ただ、どちらが自分の土俵に引きずり込むのか、ペース・主導権の握り合いという視点で見れば楽しく試合を見られるかもしれない。

IWGPタッグ選手権試合
<王者組>石井智宏&タイチ vs Yuto-Ice&OSKAR<挑戦者組>

YOUNG BLOOD、中島佑斗とオスカー・ロイベが海外遠征から戻り、Yuto-Ice&OSKARのKnock Out Brothers(K.O.B)としてIWGPタッグに挑戦した。
やたら「ケンカ」という言葉を口にする割には緊張感や怒りの感情はあまり伝わってこず、攻撃にはケンカスタイルに不要な遠慮が見て取れる。OSKARにもまるで魅力が感じられず、Yuto-Iceのケンカキャラに付いていけるのか。ダサいチーム名とともに改善の余地大ありと判断させて頂こう。
海外遠征をさせた(金をかけた)からには活躍してもらわないといけないわけで、新日はいきなりIWGPタッグのベルトを獲らせたわけだが、上村と海野をお守りにつけてどれだけ成長するか。

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