プロレスリング・ノア GREAT VOYAGE 2024 in NAGOYA

ハヤブサプロレス 2024年

2024年3月2日 愛知・名古屋国際会議場
GREAT VOYAGE 2024 in NAGOYA

第1試合 シングルマッチ
ニンジャ・マック vs アレハンドロ

ニンジャ・スペシャルからのニンジャ・ボム。最高。

第2試合 タッグマッチ
齋藤彰俊、Hi69 vs 大原はじめ、宮脇純太

宮脇良かったんじゃないですか。今後の成長に期待。

第3試合 6人タッグマッチ
ジャック・モリス、アンソニー・グリーン、YO-HEY vs 丸藤正道、小川良成、スペル・クレイジー

小川の厳しい攻めが光った。

第4試合 シングルマッチ
HAYATA vs LJ・クリアリー

内容としてはまあまあだったけど、最後がしょーもない。

第5試合 Victory Challenge Tag League 公式戦
拳王、大和田侑 vs ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ

やっぱりメキシカン・ルチャ兄弟は良い。

第6試合 Victory Challenge Tag League 公式戦
マサ北宮、稲葉大樹 vs 征矢学、近藤修司

時間切れ引き分け。見た目が華やかさに欠けるのは仕方ないが、試合内容もちょっと地味だったかな。パワーファイターが揃っていたからもっと激しい肉弾戦が見たかった。

第7試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合
<王者>ダガ vs タダスケ<挑戦者>

ダガが4度目の防衛に成功。レベルが違う。

第8試合 Victory Challenge Tag League 公式戦
潮崎豪、小峠篤司 vs サクソン・ハックスリー、ティモシー・サッチャー

う~ん、まあまあというかイマイチというか…。

第9試合 GREAT VOYAGE スペシャルシングルマッチ
ジェイク・リー vs 藤田和之

3.31にGHCヘビーへの挑戦を控えるジェイクに負けはない。
となるとジェイクの勝ちか引き分けだが、この試合がメインではなくセミになった時点で引き分けが予想できてしまった。
しかし緊張感のある良い試合だった。
藤田の強さと怖さの前にジェイクの良さはかき消されたが、これがプロレスラーとしての実力の差だ。

第10試合 Victory Challenge Tag League 公式戦
清宮海斗、大岩陵平 vs 杉浦貴、佐々木憂流迦

愛知出身の大岩がメイン。まあ結果はお分かりでしょう。

Victory Challenge Tag Leagueが中盤にさしかかった。
みなさんお感じの通り、第1回大会ながら目玉になるようなチームあるいは選手がいない。
ヨソから招聘する予定だったのがうまいことブッキングできず、拳王・大和田組を入れざるを得なかったのだろうか。

しかしなんとか盛り上げなければいけない。
そこで白羽の矢が立ったのが佐々木憂流迦だ。
杉浦貴、佐々木憂流迦組が2連勝。
これで序盤の流れを作った。このチームの役目は終わった。

さてここからどうなるか。
優勝チームはGHCタッグ王者組であるジャック・モリス、アンソニー・グリーンへの挑戦権を得ることを考えると、ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ組が1番面白いのは間違いないが、ジャック・モリス、アンソニー・グリーン vs ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフのGHCタッグ選手権試合は2月4日にやっている。
分かりやすく星を返すというのも個人的には良いと思うが、「またこのカードかよ」と思うファンもいるだろう。

キャラ的に面白いのはサクソン・ハックスリー、ティモシー・サッチャー組だが、「GHCヘビー級タッグは外国人チーム頼り」という印象を与えかねない。しかもハックスリー、サッチャー組は前チャンピオンだ。

では日本人タッグチームはどうか。
記念すべき第1回のリーグ戦でNOAHに新日の大岩を優勝させる器量があるか。
まあ無いだろう。
潮崎豪、小峠篤司組がGHCタッグを獲れば、LIMIT BREAKでタイトルマッチを組むこともできるので、興行面でのメリットはある。
他のチームはインパクトに欠ける。

ということで結論
「潮崎、小峠組が無難だが、ルチャ兄弟に勝って欲しい」

2024年プロレス
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