12月29日、東京・両国国技館「STARDOM DREAM QUEENDOM 2024」でいくつか動きがあったので書いておこう。
ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
<王者組>渡辺桃&テクラ vs 羽南&飯田沙耶<挑戦者組>
第14回ゴッデス・オブ・スターダム・タッグリーグで優勝したwing★goriがタイトルマッチに臨み、新チャンピオンに。
次にこのベルトを巻くのはコズエンかGod’s Eyeあたりかな?
スペシャルシングルマッチ
安納サオリ vs 岩田美香
ワンダー・オブ・スターダムとセンダイガールズワールドのベルトを懸けて争った2人だが、まだやるの?スターダムと仙女の絡みが中途半端だ。対抗戦はダラダラやらずにもっと短期で爆発的な盛り上がりを見せて欲しい。
完全決着ノーフォールルール
朱里 vs 小波
今夏、朱里を裏切りGod’s Eyeから大江戸隊(現H.A.T.E.)に移った小波。
完全決着と謳いながら、セコンドの乱入で反則裁定。年またぐほど引っ張るようなアングルでもないだろ。
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
<王者>なつぽい vs スターライト・キッド<挑戦者>
スターライト・キッドが新チャンピオンに。
SLKがスパーク女子世界王座とかいう価値があるのかないのかよく分からないタイトルを返上した時点でワンダーを巻くのだろうと予想していた。
スターダムを長年見てきたわけではないので見当違いかもしれないが、MIRAIが巻いたあたりから白いベルトの価値は下がり続けているのではないだろうか。安納サオリが巻いた時には「これで葉月やSLKといった選手も巻きやすくなった」と感じた。ハイスピードクラスのなつぽいやSLKが白いベルトを巻き、ワンダークラスの上谷が赤いベルトを巻き、AZMがIWGP女子戦線へ。
スターダムでシングルのベルトを巻いた経験のあるジュリア、林下詩美、MIRAIが抜け、IWGP女子という格の高いベルトが1本増えたことで、全体的に選手の格上げを行わざるを得ない状態になった。
良い試合を見せてくれればチャンピオンは誰だっていいという方もいるだろうが、例えば他団体の選手とのバチバチのタイトルマッチが組まれても対抗(信頼)できる選手がベルトを巻くべきだという考えもあるだろう(結果は別として)
例えば新日とUインターの対抗戦、IWGPのベルトを巻いていたのは武藤敬司だ。
一方、仙女の岩田美香と組まれたワンダーのタイトルマッチ、ベルトを持っていたのは安納サオリ。
ワンダーはワールドの下という扱いとはいえ、安納サオリに信頼感や強さがあるか。なつぽいやSLKならなおさらだ。
ワールド・オブ・スターダム選手権試合
<王者>中野たむ vs 上谷沙弥<挑戦者>
上谷沙弥が新チャンピオンに。
上谷は会社に気に入られている印象があるが、赤いベルトを巻くだけの実力・強さがあるかというと疑問だ。しかし、今夏ヒールに転向したことで赤いベルトを巻きやすくなった。実力が少々足りなくても反則やセコンドの介入などで勝たせることができるのがヒールの強みだ。加えて相手(今回で言えば中野たむ)の格を下げないという良さもある。
これまでワンダークラスだった上谷が赤いベルトを巻いたことで、全体的な格上げが進んだと言える。HANAKOがNEW BLOODタッグのベルトを巻いたのもその一環。
次に赤いベルトを巻くのは誰だろう。朱里か、鈴季すずあたりでどうだろう。
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