スターダム ジュリア退団

ハヤブサプロレス 2024年

以前オカダ退団の記事で、ジュリアの海外移籍の可能性について言及した。→ こちら
現時点ではジュリアがどの団体に移籍するかは発表されていないが、ロッシー小川の新団体、あるいはWWEが挙げられている。

2024年1月4日に自身のユニット、Donna del Mondo(ドンナ・デル・モンド)を解散させ、思い出作りのように鈴季すずと組むようになったジュリア。
いよいよ退団の噂は真実味を帯びてきたな、と思っていたのでそれ程驚くニュースではなかった。

近年のプロレス界は「世界」(というよりアメリカ)がトレンドになっている気がする(プロレス界と言うとどうしても新日とスターダムが中心になってしまうが)
例えば中邑真輔や戸澤陽はWWEで活躍中だし、KENTAやKUSHIDAもWWEに所属していた。
女子で言えば華名(アスカ)とKAIRI(カイリ・セイン)はWWEでカブキ・ウォリアーズとして活躍中、紫雷イオ(イヨ・スカイ)はWWE女子王座のタイトルも獲っている。

新日本プロレスではAEWとの交流が盛んに行われ、WWEをクビになった選手を呼んだりもしている。
飯伏幸太、柴田勝頼、ウィル・オスプレイがAEWに移籍し、ご存知の通りオカダもアメリカへの移籍が濃厚だ。

スターダムでもAEWに参戦経験のあるメーガン・ベーンを呼んだり、(新日絡みではあるが)元WWEのメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)、AEWのウィロー・ナイチンゲールといった選手との試合が組まれた。
舞華と白川未奈が組んで作られた新ユニット、E neXus V(イーネクサスヴィー)は結成当初から「世界」を口にしている。

新たな環境・挑戦を求めて移籍するのか、それとも金銭的な理由かは分からないが、今のヌルいプロレスなら誰がアメリカに行こうがたいして影響はない。
と思っていたが、ジュリアは違う。
バチバチのプロレスができる私好みの選手だ。
木村花が亡くなり、ジュリアが海外へ、ともなれば貴重な人材の喪失と言える。
こうなったらロッシー小川がイケてる新団体を作ることを祈るしかないか。

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