<収録曲>
1. Conspire To Deceive
2. Detonate
3. Our Channel To The Darkness
4. Cruel Perception
5. What We Become
6. This Curse Of Silence
7. March Of The Unheard
8. Forever Astray
9. Between Directions
10. A Death That Becomes Us
11. The Burning Point
12. Coda
13. Not Yet Broken
14. The Defiant One
15. Become Surrender
<ラインナップ>
Mikael Stanne / Vocals
Jesper Strömblad / Guitars, Keyboards
Niclas Engelin / Guitars
Peter Iwers / Bass
Daniel Svensson / Drums
<レビュー>
スウェーデンのメロディック・デス・メタルバンド、ザ・ヘイロー・エフェクトの2ndアルバム。
2025年リリース。
元IN FLAMESのメンバー5人により結成されたバンド。ただし、ミカエル・スタンネはIN FLAMESの1stアルバム「LUNAR STRAIN」にセッション・ヴォーカリストとして参加したので、正確には元IN FLAMESのメンバーではありません。
メロディアスでドラマティックな “Conspire To Deceive” でアルバムは幕を開けます。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Detonate” です。IN FLAMESの5thアルバム「CLAYMAN」に収録されている “Pinball Map” を思わせるリズムにテンションが上がります。ヘヴィネスとメロディがコントラストを成す曲構成はさすが。
“Our Channel To The Darkness” はアコースティックギターから入り、アグレッシヴに疾走した後、メロディが染みるサビへと展開していきます。緩急により疾走パートがよりかっこよく感じられます。
“Cruel Perception” はキャッチーなギターのメロディと哀愁のギターソロが印象的な曲。
イントロからドラマティックな雰囲気の “What We Become” は緊張感のあるヘヴィなパートとメロディアスなパートから成る曲。
勇壮なドラム、男女コーラス、そして初期IN FLAMESっぽいメロディでドラマティックに盛り上げる2分のインストゥルメンタル “This Curse Of Silence” から、ギターのメロディが心地よいタイトルチューン “March Of The Unheard” へと続きます。
“Between Directions” はストリングスの美しいメロディとミカエルのデス&ノーマル美醜ヴォイスが心に響くドラマティックなバラード。
本編ラストはアコースティックギターとストリングスで初期IN FLAMESっぽいメロディを奏でるインストゥルメンタル “Coda” で締めます。
“Not Yet Broken“, “The Defiant One“, “Become Surrender” の3曲はボーナス・トラック。”Become Surrender” では若干インダストリアルの要素も。
前作「DAYS OF THE LOST」同様、3分~4分台のコンパクトな楽曲が並びます。前作に比べてアグレッションが減退した分、メロディを重視したドラマティックな曲が増えた印象です。
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