昨年「能登半島復興支援チャリティ大会」と銘打った「ALL TOGETHER」が2回ともスベった日本プロレスリング連盟が一般社団法人となった。まだ生きてたのね。
参加団体(正会員・10団体)は↓
新日本プロレス(新日本プロレスリング株式会社)
全日本プロレス(オールジャパン・プロレスリング株式会社)
プロレスリング・ノア(株式会社CyberFight)
DDT プロレスリング(株式会社CyberFight)
ガンバレ☆プロレス(株式会社ガンプロエンターテインメント)
大日本プロレス(有限会社四ツ葉工芸)
DRAGONGATE(DRAGONGATE株式会社)
スターダム(株式会社スターダム)
東京女子プロレス(株式会社CyberFight)
九州プロレス(NPO法人九州プロレス)
でもって理事、監事は↓
【代表理事】高木三四郎(サイバーファイト副社長)
【業務執行理事】菅林直樹(新日本プロレス会長)、斎藤了(ドラゴンゲート取締役)、筑前りょう太(九州プロレス理事長)
【理事】岡本保朗(サイバーファイト社長)、武田有弘(サイバーファイト取締役)、福田剛紀(全日本プロレス社長)、登坂栄児(四ツ葉工芸代表)、三島通義(ガンプロエンターテインメント社長)、木谷高明(ブシロード社長)、棚橋弘至(新日本プロレス社長)、松本仁司(新日本プロレス副社長)、岡田太郎(スターダム代表取締役)、長岡征斗(TMI総合法律事務所。弁護士)
【監事】山田真或(芸能文化税理士法人。公認会計士、税理士)
この連盟の会長だった坂口征二の名前が無くなって、代表理事が高木三四郎になった。「ALL TOGETHER in SAPPORO」なんかはモロ新日寄りのブックで、グレート-O-カーンが私見を述べたぐらい公平感のない興行だったから、(少なくとも表向きは)新日がトップに立たない方が良いと考えたんだろう。
連盟のスローガンは「プロレスは常に日本の皆様の背中を押すものでありたい」
会員資格の1つである「直近の事業年度におけるプロレス事業による売り上げが5000万円以上であること」などツッコミたいところもあるが、こちらとしては面白い試合が見られればそれでいい。自然消滅しないように頑張って下さい。
木谷高明理事の「おおらか」発言について。
かいつまんで書くと、木谷氏があるイベントでスターダムの選手が登場した際に「コスチュームではありますが水着の女性を見れる」といった類の発言をして波紋を呼んだ。そして今回「プロレスのいいところはおおらかなところ。それなのに今、どんどんどんどん狭められている」とコメントした。プロレスファンの中には「その通りだ、よく言った!」と留飲を下げた方もいるかもしれないが、プロレスラー自身が言うならまだしも、それなりの立場にある木谷氏がこの発言をするのはリスキーだ。
なにより、日本プロレスリング連盟は理念とビジョンに「プロレスのイメージ向上」、会員資格に「コンプライアンスを重視していること」を掲げている。木谷氏の発言はこれらに反しているとも言える。既に足並みが乱れている印象を受けた。


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