新日本プロレス BEST OF THE SUPER Jr.32

ハヤブサプロレス 2025年

ブロック分け及び日程が決定したので予想してみよう。

☆Aブロック

IWGPジュニアタッグのベルトを持っているマスター・ワトは外す。Aブロック最終日の5.27沼津でワトと金丸が組まれているが、金丸はワトを予選敗退させる役目と予想。

他団体のニンジャ・マック、ドラゴン・ダイヤ、BUSHIの代打で出場するロビー・エックスも外す。

最終日にKUSHIDAとアキラが組まれているが、昨年のBOSJ.31ではKUSHIDAが勝っているので、今回はアキラが勝ってKUSHIDAは予選敗退、ただしアキラがAブロック代表では弱すぎるのでアキラも敗退と予想。

個人的な希望で言えば藤田晃生に残って欲しい。IWGPジュニアタッグのベルトもワトとYOHに渡してある。が、最終日に組まれている対クラーク・コナーズ戦。昨年のBOSJ.31では藤田晃生が勝っている。今年はコナーズが勝って2人とも敗退か。

残るは1人。高橋ヒロム。昨年は予選敗退。内藤とのタッグでは活躍したが、SUPER Jr.TAG LEAGUE 2024では予選敗退。シングルもタッグもジュニアのタイトルはややご無沙汰な感じがある。内藤・BUSHIの退団もあったことだし、元ロスインゴの1人として決勝進出は十分ありえる。

ということでAブロックの予想は
本命:高橋ヒロム
対抗:藤田晃生

☆Bブロック

IWGPジュニアヘビー級のベルトを持っているデスペラード、IWGPジュニアタッグのベルトを持っているYOHは外す。デスペラードは初戦のティタンに勝って勝ち星先行、後半失速のパターンか?

他団体のティタン、ニック・ウェイン、MAOも外す。

最終日の5.29上越でSHOはMAOに、ケビン・ナイトは田口に負けて予選敗退と予想。

残るはロビー・イーグルスと石森太二だが、ロビーは最終日にデスペラードと組まれているので、ロビーが勝って予選通過と予想。IWGPジュニアタッグのベルトもワトとYOHに渡してあるし。
石森は昨年のBOSJ.31で準優勝してるからいいかな。

ということでBブロックの予想は
本命:ロビー・イーグルス
対抗:石森太二

☆優勝決定戦

6.1の東京・大田区総合体育館で行われる優勝決定戦は、Aブロック1位の高橋ヒロム対Bブロック1位のロビー・イーグルスで、高橋ヒロムの5度目の優勝と予想。

こんなもんでどうですか?
ちなみに、新日本プロレス公式LINEの “決勝予想アンケート” の結果は↓

Aブロック予想結果
第1位:高橋ヒロム=2,157票
第2位:藤田晃生=1,158票
第3位:マスター・ワト=566票
第4位:クラーク・コナーズ=366票
第5位:フランシスコ・アキラ=302票
第6位:KUSHIDA=110票

Bブロック予想結果
第1位:エル・デスペラード=1,745票
第2位:石森太二=917票
第3位:YOH=696票
第4位:ティタン=476票
第5位:田口隆祐=253票
第6位:MAO=222票

Aブロックは私の予想と同じ結果。
一方Bブロックはロビー・イーグルスのロの字も出てこない。田口やMAOより下なのか。ロビーはロビーでもロビー・エックスじゃないですよ?7大会連続7回目の出場ですよ?優勝どころか準優勝すらしたことないんですよ?

結果
Aブロック1位:藤田晃生

Aブロックはマスター・ワト、高橋ヒロム、藤田晃生、フランシスコ・アキラ、クラーク・コナーズの5選手が5勝4敗の得点10で並ぶという大混戦。
藤田晃生は他の4選手に直接対決で勝利しているため1位通過となった。
この星取については、個人的にはよく考えたなぁとも思うんだけど、ファンの方々の間では賛否両論あるようで。
最後の最後まで誰が1位になるか分からず、誰も予想できない5人同点。他の選手のプライドも考慮しつつ、会社が推したい藤田晃生を1位にさせるための苦肉の策とも取れるし、全選手が5勝4敗か4勝5敗、そして5勝4敗で1位では納得がいかないというファンがいても不思議ではない。仮に大相撲で8勝7敗で優勝したら間違いなくケチがつきますからね。
しかしプロレスには他の競技にはない多様性や独自性があり、裏をかかれることで感情が揺さぶられるのもプロレスだと思っている。
それに、藤田晃生は私が考える新日本プロレスらしい選手だと思っているので、多少ゴリ押しでも今の新日がこういう選手を評価すると少し安心する。

結果
Bブロック1位:YOH

Bブロックはエル・デスペラード、YOH、MAOの3選手が6勝3敗の得点12で並び、他2選手に直接対決で勝利しているYOHが1位通過となった。
予想は完全に外したけど、これで藤田晃生の史上最年少優勝が、なんなら最年少IWGPジュニアヘビー級王者までもが見えてきた。近いうちにデスペラードと優勝者によるIWGPジュニアヘビー級王座戦が組まれるだろうが、今大会でYOHはデスペラードに勝っており、YOHがデスペラードに2連勝して二冠王者になるほど説得力のある選手とは思えない(もちろんその前にIWGPジュニアタッグのベルトを失えば二冠ではなくなるが)
それなら藤田晃生が優勝してタイトル挑戦の方が面白い。
今年の2.4で藤田晃生はデスペラードの持つIWGPジュニアヘビーのベルトに挑戦し敗れている。これはこれで「またやるの?」という感じではあるが、藤田晃生がデスペラードにリベンジを果たしIWGPジュニアヘビーのチャンピオンになると、最年少記録を塗り替える可能性がある。これまでの記録は4代目ブラックタイガー(ロッキー・ロメロ)の持つ22歳11か月(と10日?)。もしタイトルマッチが6.15の大阪城ホールか6.23の後楽園で行われれば、藤田晃生が最年少記録とともにIWGPジュニアヘビーのチャンピオンになると予想する。
一応ロビー・エックスが初防衛戦の相手に名乗りを上げてるしね。

結果
優勝:藤田晃生

この結果に「ゴリ押しだ」と批判する方もいるかもしれないが、個人的には会社の判断に拍手を送りたい。藤田晃生の持つ気質・気性は「プロレスは闘いである」というストロングスタイルを原点とする新日本プロレスにおいて、とても大切な要素だ。これはプロレスラー全員に備わっているものではない。むしろ今のプロレスラーでストロングスタイルにふさわしい気性を備えている選手は非常に少ないと思っている。藤田晃生の場合はアントニオ猪木と同様、過酷な生い立ちも関係しているのかもしれない。「時代遅れ」「老害」などと言われるかもしれないが、新日本プロレスのアイデンティティーは今でも「ストロングスタイル」「闘魂」だと信じている。藤田晃生にはかつて金本浩二、大谷晋二郎、高岩竜一らが鎬を削っていた頃のような激しく厳しい闘いを見せる新日ジュニアを取り戻して欲しい。

ちなみに、6.24後楽園で行われるデスペラードと葛西純の試合がIWGPジュニアヘビー級タイトルマッチとなる見込みで、藤田晃生はその勝者に挑戦する意向を表明。これによりスケジュール的な理由で藤田晃生が同タイトルの最年少記録を塗り替えることはなくなった。

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