
☆Sorare(ソラーレ)とは
・仮想通貨イーサリアム(ETH)を使ってプレイするブロックチェーンゲーム(BCG)
・ジャンルはサッカー、野球(MLB)、バスケットボールの3つ
・NFTカードを使ったカードゲーム
・選手の実際のパフォーマンス(試合成績)に基づいて獲得したポイント数で競い合う
・1対1のカードゲームではなく、プレイヤーはCompetition(競争・試合)に参加し、成績上位者にプライズ(賞)が与えられる

当ブログではSorare MLBを扱います。
無課金でもプレイできますので↓から公式サイトにアクセスして「Sign up」しましょう!


今回で「Strategy~戦略編~」はラストです。最後はLineupに関する戦略についてです。
☆ 登録のタイミング
選手のケガなどもありますので、最新情報を基に締め切り直前に登録するのがベストです。ただ現地の試合開始時間を考慮すると、Competition開始前日の夜に登録するのが現実的でしょう。
「直前に登録しようと思っていたら忘れてしまい、Competitionがスタートしてしまった」ということもあり得ますので、早めに登録しておいて直前に見直すのがオススメです。
☆ 出場可否
試合に出場しない選手をLineupに入れても当然ポイントになりません。突然のアクシデントによる欠場などは読めませんが、事前に欠場(あるいはその可能性)が分かっていれば、Lineupを組むにあたって有益な情報となります。次のような表示に注意しましょう。
NG (No Game):試合がない
DNP (Did Not Play):試合に出場しない
DTD (Day-To-Day):試合に出場するかどうかは状況次第
IL10:10日間の負傷者リスト入り
IL15:15日間の負傷者リスト入り
IL60:60日間の負傷者リスト入り
SUSP (Suspension):出場停止
なお、NGとDNP以外は表示にカーソルを合わせると↓の画像のような情報を見ることができます。「Est.Return」は復帰見込み時期ですが、あくまでも見込みです。
プレイヤーにとって最も悩ましいのは、出場するかしないかはっきりしない「DTD」です。安全策を取るなら外した方が良いでしょう。


私はこちらのサイトの「Injury Report」もチェックしています。→ MLB.com


☆ 先発予想投手
先発ピッチャーの枠には、そのCompetitionで投げる予定のピッチャーを使います。
先発予想投手の確認の仕方を3つほどご紹介します。
① Sorare内で確認
Lineupを組む画面で、登板が予想される先発ピッチャーにはPP (Probable Pitcher)と表示されますので参考にすると良いでしょう。

② スポーツナビで確認
スポーツナビの「日程・結果」を見ると予告先発が記載されています。
スポーツナビはこちら

③ MLB.comで確認
MLB.comの「Probable Pitchers」でも確認できます。
MLB.comはこちら


いずれも先発が保証されているわけではありません。直前になって変更になることもありますし、不明の場合もあります。

☆ リリーフピッチャー
リリーフピッチャーが難しいのは、登板するかどうかが分からない点です。
クローザーが3日連続で登板し3セーブをあげてウハウハな時もあれば、1日も登板せず0ポイントということもあります。
試合展開にもよるので、リリーフピッチャーの登板は正に神のみぞ知るといったところですが、高確率で登板するピッチャーをリリーフ枠に入れられる裏技があります。
その条件は、ポジションが「SP・RP」もしくは「RELIEF PITCHER」となっていて、先発が予想されているピッチャーです。
↓の画像をご覧ください。ご存知、菊池雄星です。菊池雄星は現在先発で投げていますが、リリーフで投げていた時期もあります。このようなピッチャーは先発にもかかわらずリリーフ枠で使えます。予告先発に名前が出ていれば、登板するかどうか分からないのが悩みのリリーフ枠に、高い確率で登板するピッチャーを使うことができるのです。



もちろん先発で登板したからといって好投するとは限りません。普通にリリーフピッチャーを使った方がポイントが高かった、なんてこともよくあります。
また、裏技などと大層なことを書きましたが、多くのプレイヤーが気付いていることでしょう。そのため、この手の好投手のカードは高値が付く傾向があります。その代表格がブレーブスの若きエース、スペンサー・ストライダーです。

☆ FLEXの選択
FLEX枠の選手を選ぶ判断基準の1つに挙げられるのが試合数です。
“Daily” と “Biweekly” で戦略が変わってきます。
“Daily” なら私は先発ピッチャーが良いと思います。上で書いた通り、先発ピッチャーはリリーフピッチャーよりも出場するかしないか分かりやすく、1回の登板で30ポイント程度獲得できることも珍しくありません。
野手の場合、3試合程度あればどこかで大当たりする確率も高まりますし、ポイントの蓄積も期待できますが、1試合ピンポイントで大当たりを期待するのは運の要素が強すぎる気がします。
それでは “Biweekly” ならどうでしょうか。通常1回のGWで2~4試合行われることが多く、全てのチームが同じ試合数とは限りません。
具体的な数字を挙げて比較してみたいと思います。
<先発ピッチャーが好投し、30ポイント獲得した場合>
① 2試合の場合
・リリーフピッチャーは登板数の多い選手でも平均で2~3試合に1回の登板になりますので、30ポイントに達する確率は低いです。
・野手が2試合で30ポイントを獲得する確率はやや低いです。大当たりの1日が含まれたり、2試合連続ホームランを打つぐらいの好調なら可能です。
② 3試合の場合
・リリーフピッチャーは1回は登板することが期待できますが、1回の登板で30ポイントはまず無理でしょう。クローザーが2試合登板すれば30ポイントに届く可能性は十分あります。
・野手が3試合で30ポイントを獲得するには、1試合平均10ポイント。そこそこ好調ならいけるかなというところです。ただし長打は必要になるでしょう。
③ 4試合の場合
・クローザーが2試合登板する可能性もぐっと上がります。あまり良い先発ピッチャーのカードを持っていなければ使ってみる価値はあります。
・野手が4試合で30ポイントを獲得するには、1試合平均7.5ポイント。こちらも30ポイント超えの可能性は上がりますが、MLBの場合選手を交代で休ませることも多いので、4試合連続で出場するかどうかは分かりません。
上記を見てお気付きになったかもしれませんが、通常先発ピッチャーは1回のCompetitionで1試合しか登板しませんので、スコアは1試合分のポイントのみとなります。その1回の登板でどれだけのポイントを稼げるかにより、Lineupのトータルスコアも大きく変わってきます。”Biweekly” の場合、野手は1日ダメでも取り返せますが、先発ピッチャーは1発勝負、そして先発ピッチャーがコケるとカードやイーサリアムなど良いプライズの獲得は難しくなります。
ちなみに↓のような比較をしてみました。
・先発ピッチャーが9イニング投げ、27奪三振のパーフェクトピッチングで勝利をあげた場合のスコア=86
・野手が4試合16打席全て満塁ホームランを打った場合のスコア=400
どちらもあり得ない成績ですが、野手の方が圧倒的に高スコアになり得るということが分かります。
なお、↓は大谷翔平が50-50を達成した時のトータルポイントです。ボーナスポイントが10%加算されているので実際には124ポイントですが、おそらく私が見た中では最高ポイントです。


私は2試合なら先発ピッチャーを、4試合なら野手を使うことが多いです。
3試合の時は好投が期待できる先発ピッチャーか、それを超える可能性のある好調長距離バッターのいずれかを使います。
30ポイント以上獲得するのが難しい先発ピッチャーも多くいますし、野手もある程度の長打を期待できるレギュラークラスかどうかで違ってきます。


2025年シーズンから導入された「Seal」「Vault」「Player Loyalty」もLineupにちょっぴり関係があるのでここで説明します。
Seal(シール)は「封印」、Vault(ボルト)は「金庫室」、Player Loyalty(プレイヤーロイヤルティ)は「選手への忠誠・献身」といった意味です。
例えばケガで長期離脱をすることになった選手やマイナーに降格した選手のカードは、しばらく(場合によっては永久に)使わなくなります。かといって戻ってきたらまた使いたいし…というようなカードは、シールをしてボルトに入れておくことができます。引退したり、他のリーグに移籍してしまって使うことがなくなり、売ることもできないといったカードにも使えます。
仕組みとしては、Scarcity Typeごとに設定された枚数をシールすることでボルトレベルが上がり、レベルに応じたリワードブーストを受けられるようになります。つまり、Competitionで獲得したPrizeが増加するということです(Prizeがカードの場合はエッセンスが追加されます)
↓は参考までにLimitedとRareの表です。



シールのやり方ですが、My Cardsの画面でシールしたいカードにカーソルを合わせ、右上に表示される3番目の “シールマーク” をクリックします。


すると、画面下に↓の画像のように表示されますので「Seal」をクリックします。
同時に複数枚シールすることもできます。



☆シールのルールについて
① シールをしたカードは出品・トレード・Competitionでの使用ができなくなります。ですが、7日間が経過するとアンシール(開封)できるようになります(ただしScarcity Typeごとに1日1枚まで)
② 同じ選手のカードの場合、シールできるのはシーズンごとに1枚のみです。
例えば2023年と2024年の大谷翔平Limitedカードを持っている場合は、シーズンが違うのでどちらもシールできますが(プレイヤーロイヤルティについては後述)、2024年の大谷翔平Limitedカードを2枚持っている場合は1枚しかシールできません。

続いてアンシールのやり方ですが、My Cardsのボルト画面でアンシールしたいカードをクリックします。



すると、画面真ん中辺りの右端に「Unseal」と表示されていますので、そこをクリックすれば完了です。


最後にプレイヤーロイヤルティですが、こちらは同じ選手のカードを複数枚持っている場合に限ります。各選手のカードのシーズン数・シール枚数に応じてリワードブーストが設定されています(↓の画像参照)
例えば大谷翔平のLimitedカードを2枚持っていて、どちらか1枚をシールし、もう1枚をLineupに組み込んでPrizeを獲得した際にリワードブーストを受けられます。


選手によって↑の画像内のどの「SEASONS」に該当するかが異なります。
Sorare MLBは2022年にスタートしていますが(=今年で4シーズン目)、例えば大谷翔平のカードは2022年、2023年、2024年、2025年度版が存在していますので「4 SEASONS」に該当。そのうち何枚シールするかでプレイヤーロイヤルティレベルが変わります。
自分が所有している選手がどのSEASONSに該当するかはシール画面で分かります(↓の鈴木誠也の画像を参照。LOYALTYが1/4になっているので「4 SEASONS」に該当)
なお、プレイヤーロイヤルティのリワードブーストは1選手ごとに受けられますので、LineupにMAXの5%が7選手いれば35%になります。さらにボルトのリワードブーストが加わるので、MAX50%になります(ボルトのリワードブーストのMAXは15%)


最後に注意点を1つ。
Lineupに含まれているカードを売却・トレード・スワップ・シールすると、そのLineupはキャンセルになります。私はせっかくもらえるはずだったPrizeがもらえなくなってしまった経験があります…。


「イーサリアムを使ってプレイしよっと。でもイーサリアム持ってないや」という方には、私も利用している Coincheck を紹介しておきます。
Coincheckは、金融庁登録済の暗号資産交換業者であるコインチェック株式会社が運営している国内の暗号資産取引所です。
下のリンクから口座開設をし、会員登録・本人確認といった条件をクリアするとキャンペーンが適用されます(2025年6月11日12:00~6月24日16:59)



Sorareに興味を持った方は↓から公式サイトにアクセスしてLet’s sign up!




↓メルカリの「MLB」検索結果ページ
