<収録曲>
1. Prowler
2. Remember Tomorrow
3. Running Free
4. Phantom Of The Opera
5. Transylvania
6. Strange World
7. Charlotte The Harlot
8. Iron Maiden
<収録曲>
1. Prowler
2. Sanctuary
3. Remember Tomorrow
4. Running Free
5. Phantom Of The Opera
6. Transylvania
7. Strange World
8. Charlotte The Harlot
9. Iron Maiden
<ラインナップ>
Steve Harris / Bass, Vocals (backing)
Paul Di’Anno / Vocals (lead)
Dave Murray / Guitars
Dennis Stratton / Guitars, Vocals (backing)
Clive Burr / Drums
<レビュー>
大英帝国が生んだ偉大なるメタルバンド、アイアン・メイデンの1stアルバム。
1980年リリース。
邦題「鋼鉄の処女」
バンド名は中世ヨーロッパで使用された拷問器具が由来。
私はこのアルバムを2種類持っていますが、収録曲(数)が違うため両方の曲目リストを記載しました。
8曲収録の方はジャケットのエディ(エディ・ザ・ヘッド)の目が白い。
一方9曲収録の方は目が赤く、2曲目に “Sanctuary” が収録されています。
もし購入をお考えなら、マニアの方以外は9曲収録の方で問題ないでしょう。
1曲目の “Prowler” はオープニングにふさわしい、アグレッシヴで勢いのある曲です。ヴォーカルのポール・ディアノはよくパンキッシュと評されますが、その特徴が良く活かされた名曲です。イントロから終わりまでかっこいい。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Phantom Of The Opera” です。
リーダーのスティーヴ・ハリスは長尺で展開の多いプログレッシヴな曲を書くことでも知られており、この曲は7分を超えていますが、むしろ「もう終わり?」と感じるほどに隙がありません。こんな曲を40年以上も前に作っていたのかと思うと、ハリス先生には敬意を抱くほかありません。
ちなみに私が持っている白目バージョンの方の “Phantom Of The Opera” には、一旦曲が終わり10秒ほど無音が続いた後、ポール・ディアノの「Torture me back at your laire!」というシャウトが入っています。コレがまたかっこいい。
“Phantom Of The Opera” に続く “Transylvania” ですが、インスト(インストゥルメンタル=歌のない、楽器だけで演奏された曲)です。楽器をやらない人の中には「インストはいまいち」という印象を持っている方もいるかもしれませんが、この曲はメイデンのインストの中でベストだと思っています。
“Charlotte The Harlot” は隠れた名曲と言えるかもしれません。
ポール・ディアノの荒々しいヴォーカルが似合う曲です。
最後はバンド名をタイトルにした “Iron Maiden” で締めます。
ライヴでもド定番の1曲。
曲構成は比較的シンプルで、曲の長さも約3分半とコンパクト。何も考えずに頭振って終わりましょう!
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