IRON MAIDEN 14thアルバム「A MATTER OF LIFE AND DEATH」

ハヤブサギター IRON MAIDEN

<収録曲>
1. Different World
2. These Colours Don’t Run
3. Brighter Than A Thousand Suns
4. The Pilgrim
5. The Longest Day
6. Out Of The Shadows
7. The Reincarnation Of Benjamin Breeg
8.
For The Greater Good Of God
9. Lord Of Light
10. The Legacy

<ラインナップ>
Steve Harris / Bass, Keyboards
Bruce Dickinson / Vocals
Dave Murray / Guitars

Adrian Smith / Guitars, Guitar synths
Janick Gers / Guitars
Nicko McBrain / Drums

<レビュー>
大英帝国が生んだ偉大なるメタルバンド、アイアン・メイデンの14thアルバム。
2006年リリース。
邦題「ア・マター・オブ・ライフ・アンド・デス~戦記」

本作は唯一の4分台の曲 “Different World” で始まります。

Brighter Than A Thousand Suns” は8分半を超える大作。「マンハッタン計画」(第二次世界大戦中の原子爆弾製造計画)についての曲で、「黄色い太陽」という邦題が付けられています。ヘヴィなリフがかっこよく、変拍子やテンポチェンジといったテクニカルな要素も効いています。

The Pilgrim” は疾走感のある曲。中近東風のメロディが印象的で、サビメロも良いです。

このアルバムの私的ベスト・チューンは “For The Greater Good Of God” です。9分半近い大作。サビメロがハマるかどうかで評価は大きく別れるかもしれませんが、中盤の長めのインストパートもGoodです。

戦争や宗教を題材にした曲が多いせいか、全体的にダークでシリアスな雰囲気のアルバムです。長尺の曲はいずれもメイデンらしく展開があってドラマティックではありますが、7分を超える曲が6曲と全体の半分以上を占めているので、大作が苦手な方には厳しいかもしれません。

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