<収録曲>
Disc 1
1. Futureal
2. The Angel And The Gambler
3. Lightning Strikes Twice
4. The Clansman
5. When Two Worlds Collide
6. The Educated Fool
7. Don’t Look To The Eyes Of A Stranger
8. Como Estais Amigos
Disc 2
1. Blood On The World’s Hands (Live)
2. The Aftermath (Live)
<ラインナップ>
Steve Harris / Bass, Keyboards
Blaze Bayley / Vocals
Dave Murray / Guitars
Janick Gers / Guitars
Nicko McBrain / Drums
<レビュー>
大英帝国が生んだ偉大なるメタルバンド、アイアン・メイデンの11thアルバム。
1998年リリース。
邦題「バーチャル・イレブン」
このアルバムの私的ベスト・チューンはオープニングを飾る “Futureal” です。
前作の1曲目は11分を超える大作でしたが、本作ではかっこいいギターのメロディで始まる3分弱の疾走曲。
スタートダッシュに成功し、さあ次だ!と思ったら2曲目が10分弱で無駄に長いという…。
長尺の曲でも長さを感じないのがメイデンの良さですが、このあたりから「繰り返しがキツイ」「もっと短くすれば良いのに」という曲が目立ってきます。
“Lightning Strikes Twice” はサビがとても印象的な曲。最初は「無理やりだなぁ」と感じましたが、繰り返し聴いているとクセになります。
“The Clansman” は9分の曲ですが、さほど長さは感じません。壮大な雰囲気があり、ギターソロが良いです。
“When Two Worlds Collide” は儚(はかな)げなギターのメロディが印象的です。中盤のインストパートから後半にかけてドラマティックに盛り上がっていきます。
“Don’t Look To The Eyes Of A Stranger” はこれぞスティーヴ・ハリス!といった劇的な曲展開で、特に後半の疾走パートが聴きどころ。
ブレイズ・ベイリーの評価が低いためにアルバムの評価も低くなってしまっている印象がありますが、楽曲(特にギターのメロディ)は決して悪くありません。後回しでも良いので聴いて頂きたい。なおブレイズは本作を最後にメイデンを脱退します。
ちなみに私が持っているのはボーナスCD付きの2枚組ですが、1枚のみのバージョンもありますので、購入をお考えの方はご注意を。
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